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障害のある人もない人も共に生きる職場・地域を NPO障害者の職場参加をすすめる会


◇電話でのお問い合わせは048-964-1819

ようこそ職場参加ビューロー・世一緒へ

◇地域の困窮や孤立が深まっている現状に対し、雇用と福祉の狭間の身近な仕事おこしを目的に、福祉施設利用者や在宅の障害者の社会参加を兼ねて、本人たちによる定期的な事業所訪問や困窮者等をまじえたグループ・アルバイトを実施し、その経過をホームページやシンポジウム、コミュニティ・カフェ等で発信し、先進地の見学・交流も行って、共に働くすそ野拡大をする事業を推進。
福祉施設の利用者や在宅でひきこもっている人も含めて、さまざまな形で職場・地域に参加し、他の人々と共に働く機会を拡げます。


◆「せんげん台世一緒」は、就労継続支援B型事業所になりました!

information   最近のお知らせ新着情報

2024年10月15日
◆すいごごカフェ 2024.10/16~11/6 1時半のゲスト 。
2024年10月13日
障がいのある人も無い人も一緒に作業します(生活クラブ越谷センターの草刈りを一緒にやろう!、10月18日)。越谷センターの敷地内の草取りを皆で一緒にします!(11月1日)――☆生活クラブ生協越谷ブロック地域協議会の情報紙「こみゅ!」9月号
2024年10月11日
就労継続支援B型事業所といういわゆる「福祉的就労の場」、「作業所」ですが、そこをベースにしながら、いろいろな試みを通して「地域参加」、「職場参加」に取り組んでいます。――せんげん台「世一緒」。
2024年10月15日
◆すいごごカフェ 2024.10/16~11/6 1時半のゲスト 。
2024年10月07日
◆BBIG BAZAAR 2024.10.20 わらじの会 WA RA JI NO KAI 大バザー  障害のある人もない人も地域で共に――谷中小記念公園グランド(春日部市)にて。
2024年09月24日
9月20日(金)午後、県教育局とどの子も地域の公立高校へ埼玉連絡会、埼玉障害者市民ネットワークによる高校問題交渉を行った。――埼玉県との総合県交渉。
2024年09月14日
◆10月20日(日)、10:00~14:00に「わらじの会バザー」を行います――谷中小記念公園グランド(春日部市)にて。
2024年09月08日
少子化の時代にもかかわらず、特支学校、特支学級、通級が膨れ上がり、その回路は就学前の保育所、幼稚園、児童発達支援に根を張り、さらには高校統廃合、障害福祉サービスにきめ細かな蔓をめぐらせている。――埼玉県との総合県交渉二日目、来月9月6日(金)。
2024年09月03日
「特別支援学校就学が望ましい」と判断された児童生徒数の増加――埼玉県の全市町村での就学支援委員会。
2024年09月01日
2024総合県交渉のお知らせ会場は、埼玉会館3C会議室。――☆2024年09月06日。
2024年08月28日
◆すいごごカフェ 2024.8/28~9/25 1時半のゲスト 。
2024年08月26日
「総合県交渉2024」の初日が今年も8月22日(木)に埼玉会館で開催された。――☆山下 浩志事務局長の発信とせんげん台「世一緒」から
2024年08月12日
総合県交渉二日目、来月9月6日(金)午後に対応していただく県庁内各課の顔ぶれ――☆24年09月06日。
2024年08月12日
2024総合県交渉のお知らせ――☆24年08月20日~24年08月22日、24年09月06日。
2024年08月12日
わらじ夏合宿2024は、8月3日(土)、4日(日)の二日間、栃木県鬼怒川で。――☆50名が参加。
2024年8月03日
「職場参加ニュース」(2024年7月号)NO.85を発行しました。
A4版カラー・10ページで内容は次の通りです。
CONTENTS◀総会後 初のワークショップやってみた!
 職場参加の危機(ピンチ)をめぐり対話した!
ワークショップ 「職場参加の危機(ピンチ)」を考える でなされた対話とは
・グループ1の発言から
・グループ2の発言から
・グループ3の発言から
◆すいごごカフェ7/31~9/7 1時半のゲスト

▽ホームページのご案内:「せんげん台「世一緒」
▽2024年度会費、寄付ご納入ありがとうございました。(五十音順、敬称略)
◆職場参加ビューロー世一緒立ち寄りカレンダー(2024年8月から10月)
◆すいごごFLASH/世一緒スタッフ日記
2024年08月01日
今年のちんどんパレードは延期します。涼しくなった秋に実施します。――かわりに「総合県交渉決起集会」を開催します。
決起集会 第1部:★期日:8月20日(火)13:30-16:30
2024年07月26日
◆すいごごカフェ 2024.7/31~9/7 1時半のゲスト 。
2024年07月24日
◆すいごごカフェ、水谷淳子さん(耳鼻咽喉科開業医):2024年7月17日(水)
「コロナとワクチン総まとめ」 
2024年07月17日
訂正◆すいごごカフェ 2024.7/17~8/7 1時半のゲスト 。
2024年07月11日
参加者募集開始! 2024わらじ夏合宿 In 鬼怒川――☆2024年8月3日(土)~4日(日) 1泊2日
2024年07月11日
憲法カフェ  ご案内 日時:7月12日(金)13:30~15:00――生活クラブ越谷ブロック地域協議会
2024年07月04日
世一緒の活動を紹介していただいた――「こみゅ!7月号」(2024年7月発行 生活クラブ越谷ブロック地域協議会)
2024年06月20日
◆2024年6月16日(日)、午前中に「NPO障害者の職場参加をすすめる会」2024年度定期総会(越谷市)が開かれ、午後に「職場参加の危機を乗り越えていくためのワークショップ」が開かれた。 
2024年5月22日
「職場参加ニュース」(2024年5月号)、NO.84を発行しました。
A4版カラー・10ページで内容は次の通りです。
CONTENTS◀NPO法人障害者の職場参加をすすめる会の総会&職場参加の危機を考える会
◇第1部2024年度定期総会
・ところ:越谷市中央市民会館5F、第4、5,6会議室
・と き:6月16日(日)、13:00~14:00
第2部 <ワークショップ>
◇職場参加の危機を考える会
・ところ:越谷市中央市民会館5F、第4、5,6会議室
・と き:6月16日(日)、14:20~16:00
▽2023年度会費、寄付ご納入ありがとうございました。(五十音順、敬称略)
共に働く街を創るつどい2023・パネルディスカッション
地域共生めざす市民事業―直面する諸課題とどう向き合うか
―労働者協同組合法施行後1年の報告を受けて考える(前号のつづき)
▽パネリスト: 須賀貴子さん(労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団埼玉事業本部埼玉西南地区エリアマネージャー)、青山享美さん(越ヶ谷こどもカフェ食堂ぽらむの家代表)、山下浩志さん(NPO法人障害者の職場参加をすすめる会事務局長)、田嶋康利さん(日本労働者協同組合連合会専務理事)
▽コーディネーター: 朝日雅也さん(埼玉県立大学名誉教授)
❖新ページへ(全発言をフォローしてあります:文責・山下浩志)――12月10日(日)午後に「共にはたらくまちを創るつどい2023」が開催された。――テーマは:「地域共生をめざす市民事業、直面する諸課題とどう向き合うかー労働者協同組合法施行後1年の報告を受けて考える」。
http://www.e-kyodo.sakura.ne.jp/syokubasanka/231210sympo.html

◆佐藤さん・水島さん近況
◆すいごごカフェ5/29~7/3 1時半のゲスト
▽「せんげん台「世一緒」です。
◎職場参加ビューロー世一緒のカレンダー
◆すいごごFLASH/世一緒スタッフ日記
2024年05月21日
【2024ネットワーク合宿参加者募集開始】――埼玉障害者市民ネットワーク
2024年05月21日
◆すいごごカフェ 2024.5/29~7/3 1時半のゲスト 。
2024年04月25日
❖「こみゅ!」(生活クラブ越谷ブロック地域協議会発行、4月号、2024年4月22日号)で“うんとこしょ”と“すいごごカフェ”を紹介してくれました。
2024年03月30日
岩槻東口コミセンで開催された一社・埼玉障害者自立生活協会主催の第15回障害者制度改革埼玉セミナーに参加した。――3月24日(日)。
2024年3月26日
「職場参加ニュース」(2024年2月号)、NO.83を発行しました。
A4版カラー・10ページで内容は次の通りです。
CONTENTS◀【パネルディスカッション】12.10 共に働く街を創るつどい2023を開催
地域共生めざす市民事業、直面する諸課題とどう向き合うか――労働者協同組合法施行後一年の報告を受けて考える
パネリスト:田嶋康利さん(日本労働者協同組合連合会専務理事)、須賀貴子さん(労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団埼玉事業本部埼玉西南地区エリアマネージャー)、青山享美さん(越ヶ谷こどもカフェ食堂ぽらむの家代表)、山下浩志さん(NPO法人障害者の職場参加をすすめる会事務局長)
コーディネーター: 朝日雅也さん(埼玉県立大学名誉教授)
「矛盾に幸あれ!」―協同労働の価値の所在――須賀貴子さん
こども食堂―関係性を大切に、法人化も――青山享美さん
職場参加の法人―地域ネットワークの中でこそ――山下浩志さん
1年余りで65団体というのは田嶋さんから見て――朝日雅也さん
対等・平等に向け、制度を変えていく姿勢が必要――田嶋康利さん
◇共に働く街を創るつどい2023で発表した提言を2月に3市の市長さんに直接手渡し、懇談の機会をいただきました(越谷市、春日部市、草加市)。
◇せんげん台「世一緒」です!(ご案内)
2023年度会費、寄付ご納入ありがとうございました。 (五十音順、敬称略)
◇職場参加をすすめる会 2024.2.1~4.30本部カレンダー
◆すいごごFLASH/世一緒スタッフ日記
2024年03月20日
◆すいごごカフェ 2024.3/27~4/24 1時半のゲスト 。
2024年02月27日
一緒に出かけて楽しんで、お互いを知りましょうねっとみんなで一緒に、梅林公園へ。――2月24日(土)「うんとこしょ:梅林公園に行こう」!  生活クラブ生協越谷ブロック協議会主催に参加。大田 ちひろ越谷市議会議員さん。
2024年02月27日
「うんとこしょ:梅林公園に行こう」!――2月24日(土)生活クラブ生協越谷ブロック協議会主催に参加。
2024年02月18日
草加市役所を訪問し、山川百合子市長に「共に働く街をめざす自治体提言2023」を手渡し、懇談。
2024年02月09日
春日部市役所を訪問し、岩谷一弘市長に「共に働く街をめざす自治体提言2023」を手渡し、懇談。
2024年02月08日
2月5日(月)午後、越谷市福田晃市長への提言手渡しと各分野の担当責任者の方々を含む懇談。❖2023年度 共に働く街をめざす自治体提言(PDF版で読めます)
NPO法人障害者の職場参加をすすめる会
2024年02月01日
◆すいごごカフェ 2024.2/7~3/6 1時半のゲスト 。
2024年01月17日
◆すいごごCafe――▼以下は山下浩志事務局長のブログ(B印)とfacebook(F印)にリンクしています。2023年11月から23年12月分
【F】:2023年12月24日:「津軽三味線とともに」(2023.3.22) すいごごカフェ 松尾晃司さん(せんげん台「世一緒」職員)
【B】【前編】
【F】:11月29日(水)に開催したすいごごカフェ、「地元で楽しく生きる」 ゲスト:會田真理子さんのトークの速報です。
【F】:2023年12月19日:山下事務局長のまえがき
【F】:2023年11月23日:山下事務局長のまえがき
【B】:2023年12月18日:深まる秋に電話でハロー 2023.11.22 すいごごカフェ 大野言弥さん(キッチンとまと) with 山﨑 泰子さん
【B】「化石と友だちになろう」: 東亨さん( (有)東光商事取締役 )
【前編】
【後編】
【F】:2023年11月29日:山下事務局長のまえがき
【B】2023年11月03日:自閉流コミュニケーション 2023.2.8 すいごごカフェ 幡本健祐さん(フラッシュバック研究当事者)
【F】:2023年11月29日:山下事務局長のまえがき
10月4日に開催されたすいごごカフェで、沖山稚子さん(現・相談支援事業所「世一緒」所長)
【F】:11月15日(水)のすいごごカフェ・トークは、越谷市議一期目の小口高寛さんをお迎えし、「皆が普通に生きる自治の街」
2024年01月17日
◆3月24日(日)に「2024年度の障害者制度改革埼玉セミナーpart15」を開催予定。
2024年01月01日
月刊わらじ新年号(通巻544号)表紙をご紹介!これからもよろしくお付き合いください。
2023年12月28日
❖新ページへ(全発言をフォローしてあります:文責・山下浩志)――12月10日(日)午後に「共にはたらくまちを創るつどい2023」が開催された。――テーマは:「地域共生をめざす市民事業、直面する諸課題とどう向き合うかー労働者協同組合法施行後1年の報告を受けて考える」。
2023年12月15日
≪12月24日の13時から春日部市民文化会館でクリスマス会を開催します!
2023年12月14日
≪共に働く街を創るつどい2023≫に参加しました。――田嶋康利さん〔日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会専務理事
2023年11月26日
「職場参加ニュース」(2023年11月号)を発行しました。「NPO障害者の職場参加をすすめる会」(越谷市)のニュース(82号)。
A4版カラー・10ページで内容は次の通りです。
CONTENTS◀≪共に働く街を創るつどい2023≫を開きます。
地域共生めざす市民事業、直面する諸課題とどう向き合うか――労働者協同組合法施行後1年の報告を受けて考える
・と き:2013年12月10日(日)13:00~16:30 (12:30開場)
・ところ:会場:越谷市中央市民会館5階 第4~6会議室
・参加費:会員500円、非会員700円(資料代共)
・特別報告:田嶋康利さん 日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会専務理事
パネリスト:パネリスト:須賀貴子さん(ワーカーズコープ・センター事業団埼玉事業本部埼玉西武エリアマネージャー)
青山享美さん(越ケ谷こどもかふぇぽらむの家代表)
松田和子さん(NPO法人視覚障がい者支援協会ひかりの森理事長)
山下浩志(NPO法人障害者の職場参加をすすめる会)
・主 催:NPO法人障害者の職場参加をすすめる会(代表理事・尾谷英一)
▽2023年NPO総会記念シンポジウム 「職場参加からさぐる地域共生」―障害福祉サービス参入から5年、越谷市障害者地域適応支援事業から22年 いま発信し考えあう― (後半)
・シンポジスト: 谷崎恵子さん(サービス管理責任者)、松尾晃史さん(就労定着支援員)、日吉孝子さん(障害当事者、本部事務局)、沖山稚子さん(相談支援事業責任者)
・コーディネーター: 朝日雅也さん(埼玉県立大学名誉教授)
▽ホームページのご案内:「せんげん台世一緒」
▽2023年度会費、寄付ご納入ありがとうございました。  (五十音順、敬称略)
▽職場・地域ひろがりつうしん
◆すいごごFLASH/世一緒スタッフ日記
◆すいごごカフェ11/15~12/6 1時半のゲスト
2023年11月13日
◆すいごごCafe――2023年10月から23年11月分
▽「誰もが安心して暮らせる街」――[2023年11月8日(水)の模様]。●鈴木啓太郎さん(上福岡障害者支援センター21が運営する就労継続支援B型事業所施設長)
▽「水辺の市の事など」――[2023年11月1日(水)の模様]。●海老沢丈子さん(鈴木農園サポーター)
▽「絶滅危惧種SHǘ 秋の調べ」――[2023年10月18日(水)の模様]。●SHǘさん(天然記念物 Xジェンダー)
▽「それでもあなたは打ちますか」――[2023年10月11日(水)の模様]。●澤則雄さん(映画製作者)
◆すいごごCafe――◆2022年8月から23年1月分❖山下浩志のfacebookとブログにUP。
▽「すいごごカフェの秘密」――[2023年01月18日(水)の模様]。●山下浩志(当会事務局長)
▽「駐車場の隅 花を育てて」――[2022年11月02日(水)の模様]。●癸生川新一さん(世一緒障害者スタッフ)
▽「私と人生 けがと入院」――[2022年09月21日(水)の模様]。●水島茂治さん(世一緒障害者スタッフ)
▽「議員になったわけなど」――[2022年08月24日(水)の模様]。●辻浩司さん(埼玉県会議員)
2023年11月13日
◆すいごごカフェ 2023.11/15~12/6 1時半のゲスト 。
2022年1月25日
障害者の職場参加をすすめる会の定款・事業計画など。 各ページPDFへ。
2018年7月01日
障害者の職場参加をすすめる会の定款・事業計画など。 各ページPDFへ。

▽2023年2月から2023年12月までのページはここをクリックしてください



   
    
    ▽「障害者の職場参加をすすめる会のHP」へ
    (リニューアルしました)








◆以下、ご自分のPCを「125%」に拡大して、読むことをお勧めします。
 




   △(クリックしてPDFで、拡大して見てください)







2024.10.13

「山下浩志」(facebookの発信
(2024年10月13日)


★生活クラブ生協越谷ブロック地域協議会の情報紙「こみゅ!」9月号が発行されました!
 同地域協議会は「コミュニケーションの輪を地域に広げるために、組合員対象の機関会議のほかに地域の他団体と活動交流を行っています。」と書かれています。
 下に抜粋したイベントは、NPO法人障害者の職場参加をすすめる会、NPO法人共に生きる街づくりセンターかがし座(ケアシステムわら細工)との活動交流として行われます。
 なお、今号の「こみゅ!」には、同地域協議会を代表して理事が埼玉障害者市民ネットワークの総合県交渉に参加した報告も掲載されています。
*      *      *      *      *
【今後のイベントのお知らせ:越谷地域協議会】
障がいのある人も無い人も一緒に作業します。
① 10/18(金)13:30~14:30
生活クラブ越谷センターの草刈りを一緒にやろう!
 住所:越谷市大間野町1-21-2 駐車場有り
 最寄り駅 東武スカイツリー線蒲生 徒歩13分
 持ち物:帽子、軍手、飲み物、
 参加費:無料、どなたでもどうぞ!
 越谷センターの敷地内の草取りを皆で一緒にします!
② 11/1(金)13:30~15:30
新越谷駅西口から、生活クラブデポー越谷まで、
  一緒に歩いてみよう!その後、サンシティ集会室で
感じた事を口に出していってみましょう!
 集合場所:東武スカイツリー線、新越谷西口 ローターリー集合
 車椅子を押したり、車椅子に乗って押してもらったり、ベビー 
 カーを押したり、
どんな気分?!何が見える?
  何か気になる物はあった?
 持ち物:帽子、飲み物
 参加費:無料 どなたでもどうぞ!
 いろんな立場の人と一緒に作業したり、歩いたり、
 おしゃべりしたり、時を一緒に過ごすことで、見えてくること  があります。










(上をクリックしてPDFでお読みください)






2024.10.11

「山下浩志」(facebookの発信
(2024年10月10日)


★せんげん台「世一緒」職員の谷崎さんのページをシェアします。
就労継続支援B型事業所といういわゆる「福祉的就労の場」、「作業所」ですが、そこをベースにしながら、いろいろな試みを通して「地域参加」、「職場参加」に取り組んでいます。
 近隣農家の遊休農地をお借りして農作業に取り組んでいるのも、そのひとつです。以前から、自然農業、有機農業、低農薬農業などの地域生産者からの野菜や果物を店頭や市役所隣ウッドデッキなどで販売してきました。流通過程だけでなく、生産過程にも関わる中で、ささやかながら、よりトータルに地域社会と関わり始めています。
 畑に集う顔ぶれの中には、別の曜日に超短時間の企業就労をしている人や、離職した職場に再就職をめざしている人、職場実習をしたが就職に至らず再チャレンジを目指す人、しばらく前に一般就労からリタイアして第2の人生を歩み始めた人、あちこちの障害者とつながってさまざまな暮らしや働き方と出会っている人などさまざま。
人生ここにあり!
 せんげん台「世一緒」は、せんげん台駅西口のイオンせんげん台店の並びにあります。
 店頭販売にお立ち寄りください。
 また、毎週火曜日の11:00~14:00ごろには、越谷市役所東側の葛西用水ウッドデッキに出店しています。うち第2火曜日は越谷水辺の市で、出店やライブが多い日です。
 第4水曜の13:30~15:00は、「せんげん台すいごごカフェ」です。利用者、職員はじめ関係者がトークゲストとして語ります。地域の方々の参加もOKです。コーヒー(クッキー付き)200円です。




谷崎恵子さん(facebookの発信)
(2024年10月10日)


@せんげん台世一緒の月曜日は、ご協力いただいている農園さんから届いたり、取りに行って来た野菜を洗って、計って、値段を付けて、袋詰めして、店頭に並べると言う怒涛の一日です。
今の時季は野菜は少なくなりますが、秋の味覚、柿やくりが出てきます。
きれいに磨いて店頭に並べます。
私達が育てた、レモングラスも袋詰めして並べました。
そして木曜日の午前はおもしろ講義の時間です。
本日は、電気はどのようにして起こるのか?
と、わり算でした。
午後は、週1超短時間農業です。
大根もほうれん草も白菜も、順調に育っていました。
さつまいもは、植えるのが遅かったので掘るのはまだですね。
ネギに土寄せして、「ネギは肥料を切らしちゃだめなんだよ。」と言う岡村さんのアドバイスどおり、肥料を蒔きました。
そこにNPOの事務局長が
「今日は何やってるの?」と現れ、おしゃべりをして帰りました。
いつもどおり、麦茶で休憩をした後は、次に植える玉ねぎのための場所を耕して肥料を蒔きました。
みんなに可愛がられ過ぎて、今日のアイちゃんはちょっと不機嫌です。
寒いくらいの今日、農作業は、はかどりました。




2024.10.15
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年10月15日)


   
△図版をクリックして、「山下 浩志」さんのfacebookへ。 



2024.10.07

「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年10月07日)

★BBIG BAZAAR 2024.10.20 わらじの会 WA RA JI NO KAI 大バザー
障害のある人もない人も地域で共に
来るぞ!水上プロレス バザー3年ぶりの大試合 12:00ゴング!
多彩なフリーマーケット 朝鮮学校さん フードあり
M&M 南京玉すだれショー☆
わらじ大バザー 春日部市谷中小記念公園グランド
(春日部市大場764-21) *駐輪場あり* 駐車場はありません
10月20日(日) 10:00~14:00
:問い合わせ:地域活動支援センターパタパタ 048(733)2743まで
社会福祉法人テレビ朝日福祉文化事業団助成事業
主催:わらじの会 後援:春日部市











2024.09.24

「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年9月23日)

★9月20日(金)午後、埼玉教育会館で、県教育局とどの子も地域の公立高校へ埼玉連絡会、埼玉障害者市民ネットワークによる高校問題交渉を行った。
 以下はその交渉での私からの質問。
 「何十年も前に高校入学試験に同席して代筆者ということで、その受験者はずっと養護学校、その前の療育施設の時から養護学校の寮で暮らしてきて、越谷に肢体不自由の養護学校ができたので移ってきて卒業して、小さいときから地域のほかの子どもたちと一緒に学びたかったけどできなかった。脳性まひで全身の障害があって手を使えないし言語障害がものすごく重い。天畠大輔さんも同じような障害だがその人は大学院まで行っているが、その人がやっているコミュニケーションがあかさたな話法。しゃべれないからこちらからあかさたなといって、五十音を一文字ずつ確認していく。確認しなくてはいけない。でも県教育局と折衝したが、そういうことを理解してもらえず、当日は本人がわたしと4メートルぐらい離れたところにいて、前に試験問題があるが私はヘッドフォンをさせられて、本人とあかさたな話法ができなくなって、代読は教員で本人と一緒にいる。私はヘッドフォンをされていてまったくコミュニケーションできない。それで配慮したと当時は言っていた。障害のあることにより不利益があってはならないための配慮であると。だけど、コミュニケーションが取れない。本人はどれだけ悔しかったか。それ以降もいろいろな配慮をしたといっても結局一緒に考えて日常的にやっているコミュニケーション、特別支援学校でもそうやっていたと思う、コミュニケーションとしては。だけど全然生かされていない。それを県教委はやっていたが、それについてどう考えるか。」
 私の質問に対して、教育局を代表して高校教育指導課の森指導幹は次のように回答した。
森 指導幹「今の話、我々も真摯に受け止めて、言葉が出ないが真摯に受け止めて、どうやるべきか考えていきたいと思っている。」
*    *     *     *     *     *
 次は、どの子も地域の公立高校へ埼玉連絡会事務局の竹迫さんの報告メール。
皆様へ
竹迫です
9月20日(金)高校問題県交渉を行いました。
主な話し合いの内容は
① あらためて総括所見についての考えを聞きました。当時の文科大臣の発言同様に、インクルーシブ教育システムの推進と県も言っていますが、「共に学ぶ」と「多様な学びの場」の矛盾がそのままの無茶苦茶な回答でした。
これまでの回答には「基本は共にだが…」という言葉が入っていましたが、その言葉すらありませんでした。
「分けること」がどれだけ重大な影響を及ぼしていくかということについても伝わっているように見えません。
② 障害者差別解消法に関して、障害があることで入学がむずかしい現状についても、措置願の制度があることや「不当な差別的取扱い」「合理的配慮」といった言葉を並べ立てる回答でした。
中学校で行っている配慮を高校受験時の配慮に生かしているという答えでしたので、これまでどのような配慮をしてきたか公開するべきということを要望しました。
このような受験時の配慮が、中学校や高校によってやる所とやらない所があって、その点からも公正公平ではない。障害による差別的取扱いなのに、試験のやり方や選抜だけ公正公平にと言う、と意見も出ました。
③ 入学者選抜方法の改善については、新しい情報は出されませんでしたが、「自己評価資料」や「面接」「調査書」について障害があることで懸念される問題を取り上げ、そのことも含めて検討してほしいと要望しました。
高校問題の県交渉も37年目?ともなると、県の職員も世代が変わり伝わりにくくなっています。「分離した教育は分離した社会を生む」ことの深刻さを感じるのは私たちだけ?。



    △上の写真をクリックして、山下 浩志のfacebookへ。





2024.09.14
「吉田久美子さん」(facebookの発信)
(2024年9月11日)


★10月20日にバザーを行います。
もの集め、共同作業などありますので、お手伝いをぜひお願いします🙇‍♀

❖訂正:谷中小記念公園グランド



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2024.09.08
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年9月8日)


★9月6日(金)午後、総合県交渉二日目が、埼玉会館で開かれ、参加した。この日のメインは、教育と住まいなど。
 37年前、この総合県交渉が始まったきっかけが、そもそも教育だった。そもそも「共に生きる」とか大上段に構えなくとも、一緒に遊んだり、けんかしたり、泣いたり、笑ったりといった子ども同士の関係が、その10年前の養護学校義務化によって次第に断ち切られてきたこと、別々に成長した者が社会に出てからどうつきあったらいいかわからないのは当然と思われたからだ。当時の交渉で、とりあえず、「就学先の決定にあたっては、本人・保護者の意思を尊重する」という確認を交わした。
 しかし、ここ20年間の特別支援教育の肥大化は甚だしく、少子化の時代にもかかわらず、特支学校、特支学級、通級が膨れ上がり、その回路は就学前の保育所、幼稚園、児童発達支援に根を張り、さらには高校統廃合、障害福祉サービスにきめ細かな蔓をめぐらせている。
 そうやって地域がひび割れてゆくことに対して、参加者たちは自分の体験を語りながら、おかしいと次々に問いかけた。
 私も手を挙げて、少子化なのになぜ知的障害児だけが増えるのか?と質問すると、答えに詰まり、文科省では特支教育への保護者の理解が進んだからと説明していますが・・・などと。
 かって神奈川県で特別支援学校の校長を務めた鈴木文治氏は、「障害児が増えた」とか「その対応をどうするか」といった問題ではなく、「通常の学級からどのようにしてさまざまな教育的ニーズのある子どもたちが押し出されて、特別支援学級や特別支援学校に集まるようになったかであり、通常の教育の質や今後の対処法が問われているのである。」と述べている(「排除する学校」)
 通常の教育が「多様な人々が共に生きる場」を放棄し、「多様な教育の場」に人と人を分ける。そして、2006年の教育基本法改正で盛り込まれた能力主義の教育体制を築く。国際競争に送り出すエリート育成等に進んでゆくための露払いとして、特別支援教育が底辺に組み込まれる。
 参加者たちの嗅覚は鋭い。





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2024.09.03
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年9月2日)


★この前、埼玉県の全市町村での就学支援委員会で「特別支援学校就学が望ましい」と判断された児童生徒数の増加、そしてその多くが特別支援学校に就学していることを示すグラフを県の調査結果資料をもとに示した。
 特別支援学校に就学した児童生徒は、学校教育法施行令22条の3別表に定められた障害があると認定されているはず。となると、そのような障害のある子どもがなぜ急に増えたのか?説明がつかないことを、併せて示した。
 今回は、「特別支援学級就学が望ましい」と判断された児童生徒が、これに輪をかけて増え、上記の特別支援学校判断をよしとしなかった児童生徒の多くを加えて、急カーブを描いていることを、グラフで示す。
 日本教育新聞(2020年6月6日)は、次のように述べる。
 「少子化の影響もあり、全国における義務教育段階の全児童生徒数は989万人と減少傾向です。しかし、特別支援学級の児童生徒数は約23万6千人と、平成19年と比べると2.1倍の増加傾向。今後も増え続けると予想されています。(平成29年5月1日のデータ参照)
 特別支援学級の対象となる児童数が増加傾向にある理由として考えられるのが、平成19年の特別支援教育制度の改正です。それまで、特別な場で教育を行う特殊教育としていたものが、改正を機に発達障害を対象に含めた特別支援教育に変化しました。
 発達障害を持つ子どもが、より充実した支援を受けられることや児童生徒一人ひとりに合わせた指導計画によるきめ細かな対応を受けられることから、特別支援学級を選択する保護者が増えています。」
 一見いいことづくめのようだが、埼玉県のHPから県教委特別支援教育課がまとめた「埼玉の特別支援教育」を参照してみよう。「中学校特別支援学級生徒の進路状況(2023年3月31日現在)」では、知的障害特別支援学級の卒業者568名中、特別支援学校高等部387名、高校全日制55名、定・通93名、就職6名・・・といった数字が並んでいる。
 また自閉症・情緒障害特別支援学級の卒業者が607名もおり、特別支援学校高等部225名、高校全日制97名、定・通241名、就職5名・・・・という進路内訳になっている。
 要するに、特殊教育から特別支援教育に変わったことで、二種の特別支援学級からこの年だけで612名分の新入生を特別支援学校高等部が受けいれることになった。また、高校全日制が157名、同じく高校定・通が334名を受け入れた。就職はわずか11名だった。 かって特殊教育の時代には、中学特殊学級を卒業すると、就職か作業所、施設または在宅だったのだが。
 いずれにせよ、特別支援教育に変わったことによって、その卒業後の受け皿として特別支援学校高等部が増設され、従来の普通科だけでなく職業科も作られ、通信制と連携した私立のサポート校もあちこちにでき、その動きと県立高校ピラミッドの再編統合の流れがリンクし、さらには県立高校内に通級教室が設置されたり、県立高校内の特別支援学校分校など、きめこまかな分類処遇のシステムが高校段階にまで広がったのだ。
 ナポレオンが国民皆兵を導入した時、戦場で敵と味方を識別できないような者を軍隊に入れないようにするために、知能検査が開発されたという。
 「より充実した支援」とか「一人ひとりに合わせた指導計画によるきめ細かな対応」とか、個人の側からは配慮とも思えることが、周りや社会全体からはやわらかな排除であったり、きめ細かな隔離につながってゆく仕組みになっていないか。
 自社に来ないでいいから雇用率を生んでくれというニーズに即応した代行ビジネスの存在や、利用者とか支援員という分をわきまえず共に働き、共に生きようとすると、指導の対象になったり、サービス競争市場で淘汰されかねない雇用や福祉の仕組みも、この特別支援教育に連動している。
 今回のグラフに、県教委の計画が周到に積み重ねられてきた経過を、茶色の字で書き足した。
 前前任者の土屋知事の「全障害児普通学級籍宣言」を懐かしく思い出した。






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2024.09.01
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年9月1日)


★今週の6日(金)午後1時半から、埼玉障害者市民ネットワークの交渉 二日目がある。会場は、埼玉会館3C会議室。
 教育、住まい、交通などがメインテーマ。
 そこで、毎年教育局からいただいている「学齢児童生徒の就学に関する調査集計結果」を、この四半世紀にわたり、グラフにしてみた。
 上記の「調査集計結果」とは、市町村で小学校に就学するにあたり、障害があるとみられる子を、市町村就学支援委員会がチェックし、特別支援学校や特別支援学級が望ましいとか、通常学級でやれるんじゃないかという判断をして親子と相談する、その結果最終的にその子がどこに就学したか、ということを全県的に集計したものだ。
 その年々のデータからグラフを作ってみた。データが欠けている年もあるが、傾向はわかるはずだ。
 ひとつは、市町村就学支援委員会が「特別支援学校(元の盲ろう養護学校)が望ましい」と判断した子供について。その子たちが最終的にはどこの学校に就学したかというグラフ。
 1999年に比べると、「特別支援学校(元の盲ろう養護学校)が望ましい」と判断された子は2倍に増えている。子どもの数は減っているのに、障害のある子だけが倍に増えるとはおかしい!
 ただ、その子たちはすんなり特別支援学校に就学したとは限らず、特別支援学級や、少ないが通常学級に入ってゆく子もいる。ただ、最近になって特別支援学校に行く子の数がいちだんと増えている。
 もうひとつのグラフは、市町村就学支援委員会が「特別支援学級が望ましい」と判断した子供について、その子たちが最終的にはどこに就学したかというグラフ。
 「特別支援学級が望ましい」と判断される子の数は、さらに急カーブで増えている。そう判断された子のうち、通常学級へ就学する子は常に同じくらいの数を保っているが、それに比べて特別支援学級に行く子の数が急カーブで増えている。
 実際は、このグラフの数だけでなく、「特別支援学校が望ましい」とされた子のうちから、かなりの数が特別支援学級に就学している(前記のグラフ)ので、さらに多い。
 県はいつのまにか、市町村の小中学校に100%特別支援学級を設置するよう指導しており、市町村は続々すべての学校に受け皿を用意している。受け皿を維持するためには、子供がいなければならない。就学支援委員会が、その役割を担う。
 1979年に養護学校が義務化されて、それまでなかった養護学校が建設されていったが、しばらくの間は新たに就学する子はゼロに近いところもあった。それを挽回すべく、高等部を設置して、中学特殊学級を卒業しても就職できなかった子の受け皿として受け入れた。
 現在の特別支援学校は、高等部に職業科を設けて、就職を売りにしたりしている。また、福祉が民営のサービスになり、障害者の多数がその対象者となる時代になり、特別支援学校はどのサービスが向いているかを見極めることも含めた準備期間のようになりつつある。
 「地域共生社会」をうたいながら、こんなにも早期から子どもたちが分け隔てられ、分類処遇されてゆく。「多様な学びの場」が社会を引き裂いて行く。
 地域の通常学級をこそ、多様な子どもたちが共に学ぶ場にしよう!







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2024.08.28
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年8月27日)


   
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2024.08.26
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年8月26日)


★「総合県交渉2024」の初日が今年も8月22日(木)に埼玉会館で開催された。
 まず県の交渉事務局である障害福祉推進課から挨拶の後、主催の埼玉障害者市民ネットワークから野島久美子代表が挨拶。
 冒頭の「さべつとじんけん」で、県の担当課から、「地域移行」の掛け声にもかかわらず、一向に進まない県立入所施設・嵐山郷の報告があった。私は思わず隣に座っている盲・ろう・下半身まひの橋本克己画伯が、今より目が見えた若き日、この施設を家族全員で見学したが、入所決定通知が届いた時、家族が泣きながらそれを破り捨てたという体験を、画伯の触手話とともに会場に伝えた。
 その後に、精神科病院内の人権確保、虐待防止、及び社会的入院の問題について、末吉さん、竹内さんら当事者たちからの証言。院内から関係機関へのSOSを発する手段として県が設置してあったはずの公衆電話が付いてない病院が複数あることについての新聞報道。この日発言した半田さんはかって精神医療を糾す会という市民団体の事務局として、公衆電話設置を県に提案し推進した。当時私も一緒に動いた。県の回答はあいまいなまま。
 行田のCILひこうせん・木村さんから、熊谷市が65才になった重度障害者に対し、介護保険に移行しないと不利益処分もありうると脅しているとの報告があった。県は「一律に当該介護保険サービスを優先的に利用するものとはしない」との国の方針を市町村に説明してゆくとの回答。
 また、春日部の吉田さん(パタパタ)、新座の井ノ山さん(ふらっと)から、県が地域活動支援センター(サービス向上型)の補助金の廃止をしようとしていることへの反対が述べられた。県は障害福祉サービス中心の施策に転換してゆくための臨時的な措置だからと言い訳する。しかし、サービスにより分断され囲い込まれた地域になっているからこそ、分断を廃止、さまざまな障害者が地域へ出て、共に働き共に暮らす関係を拡げてゆくために地活はますます必要になっており、県の支援は欠かせないと。
 そして、春日部の重度障害者・藤崎さんからは「びょうにんでおれのことばがわからない」と、聞き書きではなく自ら直接PC入力した独自の文体による、入院時介助が現場では拒否されている問題が投げかけられた。これに対しても、県は「主治医の判断」で終わらせていた感が強い。終わりのほうで、医療安全相談窓口?にちょっとふれられていたようだが、苦情を訴えたいのではなく、個々の受診現場で意思疎通できるようにしていきたいのだ。
 NPO夫人障害者の職場参加をすすめる会が運営するB型事業所「世一緒」の職員・谷崎さんから、障害が重い3人の職場体験とさまざまな形での就労を支援してきた体験が報告され、とりわけ地元越谷市が障害者地域適応支援事業を実施して、市役所職場をはじめ出先機関や民間企業で、福祉施設等からの職場体験事業を続けてきたことが大きな意味を持っていると述べられた。


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2024.08.26
谷崎恵子さん(facebookの発信)
(2024年8月24日)


さて、先日の県交渉ですが、越谷市には市が独自で行っている、障がい者地域適応支援事業と言うのがあります。
市役所内や市の施設の委託事業者内で職場実習を受け入れていただき、職場体験ができると言う事業です。
(もちろん一般企業もあります。)
市民なら誰でも参加できます。
せんげん台「世一緒」の利用者は、就労移行の2年間と言う期限の中で就労に繋がらなかった人や、A型の作業に馴染めない人がほとんどです。
でも、越谷市の事業や独自の実習を重ねることで、就労に繋がる例はたくさんあります。
また、越谷市は超短時間就労ならB型の併用を認めています。
B型同士の併用も認めています。
簡単ですが、こんな話をさせていただきました。


「山下浩志」(facebookの発信
(2024年8月24日)


★谷崎さん、総合県交渉でのプレゼン、ご苦労様でした。「福祉施設からの一般就労」は県も(国も)掲げているのですが、県の回答は就業・生活支援センター(中ポツセンター)頼みのようでしたね。来年度から施行される「就労選択支援」を同センターを受託している事業所にやらせようということでしょう。来年度からは就労系サービス(Å,B,移行)に利用申請をしたい障害者は、計画相談事業所を介して、「就労選択支援」を利用し、そこでアセスメントを受けたり、情報提供、連絡調整を経て、可能であれば一般就労に向けた取り組みを進めます。その過程を経たうえで初めて計画相談に戻り当面は障害福祉サービスの利用をというプロセスになるということです。要するに「能力ある者の取りこぼしがないように」という既定路線ですね。                        中ポツセンターはハローワークと同様、広域でジョブコーチ等の支援をしており、県や区域内の就労支援センターや特別支援学校ともつながりがあるので適任と考えるのでしょう。しかし、そもそも子ども時代に「特別な支援」のために「分ける」システムにしてしまったからこそ、成長して大人になってから「一緒に」をめざそうとしても、互いにつきあい方がわからない。だから、障害福祉サービスでさらに「分けて、分けて支援」することになってしまうのです。そこに重ねて「就労選択支援」を作っても、焼け石に水でしかないでしょう。雇用とか、就労とか以前に、その可能性もなさそうな人も含めて、職場、地域に迎え入れ、一緒に動いてみることから始めるしかないでしょう。地域に密着した市役所の職場はそのモデルとして、体験や実習や、短期アルバイトや雇用の事例を蓄積し、民間に示していく必要があります。そして、障害者が地域の他の人々から分離、隔離されかねない福祉施設や医療施設等から、その施設等の役割として、こうした職場体験等に利用者を参加させることを公的にバックアップすべきです。越谷市の地域適応支援事業は、そこへ向けての一歩と位置付けたいですね。だから、中ポツセンターも悪くないですけど、埼玉県は市町村就労支援センターをせっかく整備したのですから、そこが越谷市を見習ってやれるようにすればいいのです。そういうことを痛感しました。




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2024.08.20
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年8月19日)


★そして、総合県交渉二日目、来月9月6日(金)午後に対応していただく県庁内各課の顔ぶれと、そこでとりあげられる要望を山下がコンパクトにまとめて青字で記した一覧表。
 写真は、やはり昨年のもの。
 なお、初日のぶんはすでにFacebookにアップしてあるので、そちらをどうぞ。






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2024.08.17
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年8月16日)


★2024総合県交渉のお知らせ


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2024.08.12
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年8月12日)


わらじ夏合宿2024は、8月3日(土)、4日(日)の二日間、栃木県鬼怒川で。50名が参加。
 往復とも6班に分かれ、両日の朝、出発時に6班の代表がじゃんけんをして、負けてしまった班だけは車で、他の5班は公共交通機関で行動。
 公共交通機関の班は、班の中で相談して、一部区間、特急や蒸気機関車に乗ったり、途中駅で降りてあちこち回ったりできるが、車班はなるべく他の班よりも早く目的地に着いて、各班からの要請に応じて迎えに行けるように行動することが期待されるため、みなできれば電車で行きたい。
 実際に、一部区間だが、特急に乗った班や蒸気機関車に乗った班もあった。
 電車は駅によっては階段で車いす利用のメンバーをかつぐことになることもあり、そこから観光地へ行けばあちこち段差がいっぱい。使えるトイレ探しも苦労。それでも、班のメンバー同士の協力に加えて周りの人たちの手も借りながら、旅を楽しむ。いや、「それでも」というより、「だからこそ」。
 手を借りることによって、初めてその人たちもバリアの存在に気付く。
 そうした苦労と、そこで出会った人たちの人情と、TVやネットではない本物の風景の一部になっている実感。こうやって歩いて出てゆかねば味わえない感覚。
 それらすべてが、わらじ夏合宿の楽しみ。
 そして、私の属する班は行きは電車組で、新今市で降りて、駅前の食堂で昼食とビール。また電車に乗って鬼怒川駅へ行き、そこからロープウエイの駅めざして、鬼怒川の街を縦断した。みんなよく歩いたものだ。が、着いたとたんに、最後のロープウエイが降りてきて、がっくり。そこからホテルへの道は遠く、数人は途中で車班に拾ってもらった。
なお、今回のホテルは、1室が2~3名だった。日中の行動の班編成は男女混合だが、部屋割りは同性。同室になったAくんは20年来のつきあいだが、寝食を共にしたことは初めてで、あらためて親しくなった。
 ホテルでは、夕食、朝食ともバイキング形式だったが、なんと私たちより大人数の知的障害の人たちと支援者らしき人たちと大食堂で一緒になった。ワイワイといい雰囲気。月刊わらじをどうぞと渡しながら、当事者らしき何人かと言葉を交わす。そのあと支援者らしき人とも。
 千葉県のある特別支援学校の卒業生たちと現・元教員の人たちだという。年間を通し、こんな旅行やらレクリエーションやら続けておられるとのこと。大浴場でもおしゃべりした。
 二日目の朝のじゃんけんで、私の属する班は負け、車班になったため、ロープウェイの駅まで車で行くことができた。が、昨日の疲労もあってか、また急な階段を見たりもしたからか、2名が下の駅で待つと言い張り、その他のメンバーで頂上へ。
 私たちの車班は、その後、日光街道ニコニコ本陣の船村徹記念館に立ち寄り。北島サブちゃんはじめ思い出の歌声に大満足のメンバー複数。
 なお、メンバー中若干1名は、食堂に一緒に入らず、猛暑の屋外の木陰でしのいでいて、私たちが食堂から出てきたら姿が見えず心配したが、いつのまにかおしゃれなシャツを買って着がえて現れた。
 そんな珍道中もまた楽し。
 ちなみに、私のブログに夏合宿の歴史がまとめてあるので、関心のある方は下記のURLからご一読ください。
 https://room-yellow.seesaa.net/article/201008article_5.html


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2024.08.03 

   「職場参加ニュース No.85」(2024年7月号)の全ページは、下をクリックしてください。
   






2024.08.01
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年8月1日)


総合県交渉決起集会
お知らせ
1.今年のちんどんパレードは延期します。涼しくなった秋に実施します。
2.かわりに「総合県交渉決起集会」を開催します。
決起集会 第1部:★期日:8月20日(火)13:30-16:30
         ★会場:浦和コミュニティセンター第15集会室
         ★要望書読み合わせ会・共有会
     第2部:大暑気払い交流会(参加費3000円)
     ※問い合わせ 090-4938-8689 大坂
総合県交渉日程
★第1日目:8月27日(木)10:00-16:30
★第2日目:9月6日(金)13:30-16:30
埼玉障害者市民ネットワーク



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2024.07.26
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年7月26日)


   
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2024.07.17
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年7月17日)


   
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2024.07.11
生活クラブ越谷ブロック地域協議会 穴澤さんより
❖憲法カフェ  ご案内  
・日時:7月12日(金)   13:30~15:00
・場所:生活クラブ越谷センター2階
・内容:「戦争放棄」「憲法では、みんな平等っていうけれど」「地方自治法改正ってなあに?」など。
発表者:樋上(職場参加をすすめる会)/小林(越谷いちご支部)/太田(越谷市民ネット)
*発表者の話の後グループディスカッション
参加費:100円
役割:司会(増田)、 記録・こみゅ原稿+お菓子(大熊)、 
資料・パワーポイント/緊急事態条項関連(太田)、 受付(穴澤)
 「酷暑が続いています 皆様ご自愛ください」  
                             穴澤

山下事務局長のfacebookの発信)(2024年7月10日)







2024.07.11
参加者募集開始!
 2024わらじ夏合宿 In 鬼怒川

☆2024年8月3日(土)~4日(日) 1泊2日、山下事務局長のfacebookの発信
(2024年7月10日)


☆宿泊場所
鬼怒川温泉 ホテルニューおおるり
栃木県日光市鬼怒川温泉滝37

☆参加費
大人11,000円
子供 7,000円(中学生まで)
初日、2日目の昼食代は別途必要

☆集合場所・時間
せんげん台駅西口ロータリー
9時30分集合
障害者手帳をお持ちの方は、忘れないで持ってきて下さい。

☆申し込み方法            
受付しめきりは7月24日(水)

 下記の電話・FAX番号、もしくはメールアドレスにて。 
申し込みの際は、「名前」「年齢」「電話番号」をお伝えください。
電話・FAX:048-733-2743 (電話の受付時間:10時~17時)
Email:patapata@d7.dion.ne.jp

※今年の注意点
・月刊わらじ『合宿号外』は出ません。このページのみの告知になります。
・ホテルには車いす用のトイレはありません。徒歩10分で公民館(8時半~17時)、駅前トイレ(24h)があります。









2024.07.04 
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年7月3日)

「こみゅ!7月号」(2024年7月発行 生活クラブ越谷ブロック地域協議会)
コミュニケーションの輪を地域に広げるために【地域協議会】生活クラブ越谷ブロックでは、組合員対象の機関会議の他に地域の団体と活動交流を行っています。
(以下、7月号 目次)
〇 ”みんなでうんとこしょ” 生活クラブ越谷センターの草刈りをみんなで行いました
〇 ”共同除草作業に参加した就労B型事業所・せんげん台「世一緒」メンバー達からひとこと
〇 6/16 NPO法人障害者の職場参加をすすめる会総会を開催
〇 「憲法あるのに生きづらい私たちの話」 7月12日(金)13:30~
〇 【今後のお知らせ】 フィールドワーク企画中 11/1(金)


   PDFでお読みください。下をクリックしてください。
   



2024.06.20 

   新しい全ページは、下をクリックしてください。
   



2024.05.22 

   「職場参加ニュース No.84」(2024年5月号)の全ページは、下をクリックしてください。
   








2024.05.21
「埼玉障害者市民ネットワーク」(facebookの発信)
(2024年5月21日)


【2024ネットワーク合宿参加者募集開始】
募集開始しました
今年のネットワーク合宿は、共同連代表であり、名古屋わっぱの会を運営している斎藤縣三氏をメインゲストに「総括所見」の27条(労働・雇用)について考えていきたい。
埼玉県では総合支援法以前は、県単事業の地域デイケアが根付いていました。
また、新座市から生まれた「職場参加」という新しい考え方がありました。
わっぱの会では「共生・共働の社会をめざして」長い歴史をかさねてきました。
「総括所見」は福祉的就労を否定していると考えます。
合宿では埼玉のこれからの「はたらく」を考えていきたいと思います。
「ネットワーク合宿」
★6月22日(土)・23日(日)
★国立女性教育会館(嵐山町)
★参加費 6,000円(1泊2食、大交流会、BBQ付き)
     とても、お安くなっています。
★参加資格はありません(どなたでも参加できます)
★問合せ:090-4938-8689(大坂)



    △上の写真をクリックして、埼玉障害者市民ネットワークのfacebookへ。








2024.05.21
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年5月20日)


   
△図版をクリックして、「すいごごカフェのページ」へ。 





2024.04.25
❖「こみゅ!」(生活クラブ越谷ブロック地域協議会発行、4月号、2024年4月22日号)で“うんとこしょ”と“すいごごカフェ”を紹介してくれました。







2024
.03.27
山下 浩志のfacebookの発信
(2024年3月29日)


3月24日(日)、岩槻東口コミセンで開催された一社・埼玉障害者自立生活協会主催の第15回障害者制度改革埼玉セミナーに参加した。
 DPI日本会議副議長の尾上さんが国連障害者権利委員会から日本政府に対して出された総括所見について講演を行った。
 昨年の第14回セミナーでは権利条約第19条(地域で暮らす・脱施設)、第24条(インクルーシブ教育)を中心に学習したが、今年は第27条(はたらく・雇用)を柱に加えた。
 県内からということで、上福岡支援センター21の有山さん(ZOOM参加の画像)から、ひらかれた労働市場で共に働く努力はなかなか実らない中、B型は閉鎖的だから廃止せよというのは現実には受け入れ難いとの疑問が出され、尾上さんは何が何でもいまの労働市場に放り出せというのではなく労働市場政策自体をオランダの社会的就労等のような賃金補填等を含むものに変えてゆくことではないかと答えていた。
 私からは、越谷市、埼玉県で福祉施設からの職場体験を受け入れる自治体施策を実施する等、「職場参加」の取り組みをしてきたが、成果主義に基づく報酬改定の下、障害福祉サービスの市場競争が煽られる中、「職場参加」に取り組む施設も減っている現状を報告した。
 尾上さんからは「福祉と労働のしきいを突破しようとしているのが職場参加と思う。いまの福祉が個別給付に浸食されている状況の下、その枠の外で自治体と一緒につくりあげてゆこうということにまったく同感」とコメントをいただいた。
 セミナーのフィナーレは、恒例の野島さんからのチョコレート贈呈。

 
 
    △上の写真をクリックして、「山下 浩志」さんのfacebookへ。




2024.03.26 

   「職場参加ニュース No.83」(2024年2月号)の全ページは、下をクリックしてください。
   



2024.03.20
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年3月17日)


   
△図版をクリックして、「すいごごカフェのページ」へ。 






2024.02.27
「大田 ちひろ・越谷市議会議員」さんのfacebookの発信)
(2024年2月25日)


【みんな一緒に】
障害があってもなくても、みんな一緒に、梅の花で春を感じて、お弁当を食べて、体を動かして、梅林公園を楽しむ🌸
越谷市には『全身性障害者介護人派遣事業』という制度があって、特に資格とか持ってなくても障害がある人が、「この人を私の介護人として認めてねー」と市に登録をすれば、買い物や、例えば映画を一緒に見に行ったりすると、越谷市から介護人手当が支給される。
でも、日常関わっていないと、介護人になりたいと思っていてもなかなかハードル高いよねっということで、まずは、一緒に出かけて楽しんで、お互いを知りましょうねっとみんなで一緒に、梅林公園へ。
初めての食事介護や障がいのある人の上着を脱いだり着たりのお手伝いをして、「痛かったらどうしよう」とおっかなびっくりになる私に、「誰でも初めは上手にできないから大丈夫。大田さんは小さい子の子育てしてるから、上手だよ」と言ってもらって、嬉しくなった。
そっか、それでいいだ…。と☺️
介護に慣れる、その人に慣れる。まずは、友だちになる。
できないことがあれば、「やって」とお願いできて、「いいよ」ってサポートするそれが当たり前の空間は、やっぱり優しくて、その空間は、みんなに優しい。上手に介護できない私にも優しい☺️
車椅子の人と一緒に北越谷駅から越谷駅まで移動して、普段どんなふうに、電車に乗っているのかも教えてもらう。一緒に過ごして分かることはすごく大きいから、小さいころから障害があってもなくても共に大きくなる経験のできる教育環境は大切だと、改めて思った。
障害がある子にとっても、ない子にとっても、これからの社会の担い手として、それが優しい地域を作る基礎になるんだろうな。
梅林公園は来週から梅まつりだそうです🌸
#障害者
#インクルーシブ
#インクルーシブ教育
#障害があってもなくても
#一緒に

 
 
 
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2024.02.27
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年2月25日)


 2月24日(土)生活クラブ生協越谷ブロック協議会主催・「うんとこしょ:梅林公園に行こう」!(ケアシステムわら細工、障害者の職場参加をすすめる会共催)
 数えてみれば、なんと2019年以来、5年ぶりの開催。
 5年前と同様、北越谷駅西口・大袋駅西口に集合し、そこから徒歩で梅林公園まで。現地集合の人たちも。
 「三連休」というけれど、お出かけ日和はこの日だけのよう。
 われわれは大袋駅集合組。みんなが来る前に橋本克己画伯は、改札階の多機能トイレに入ったが、盲ろうの画伯にとって、このごろ多いタッチパネルは使えない。また「バリアフリー」、「多機能」だからと、いろんな設備を詰め込んだ空間は、むしろバリアフルで出入りすらままならない。同駅では、駅前広場に面したトイレの方が画伯のお気に召した。
 辻県議が到着し画伯ともあいさつ。「うんとこしょ」前回参加は、花田苑というから、7年前くらいか。
 だんだん集まって来て、梅林公園へ向けて歩き始める。道々、野島さんが、関東運輸局で、交通事業者、自治体、障害者団体の集まる会議に出た話をしてくれる。
 梅林公園に到着。ちょうど北越谷駅からの参加者たちも着く。
 40年余り前のわらじの会初期に障害者リーダーとして活躍し、その後活動から遠ざかっていたOさんが初参加。生家でヘルパーの介助を受け一人暮らしを続けている。身近な地域の手も借りたいと。こうした場へ出てきたこと自体、大きな決断。かって身に着けた足での電動車椅子操作で動いていた。ぜひ、地域とのつながりを拡げて生きてほしい。
 自己紹介。日吉さんは、土手の道が整備され電動車いすで歩きやすくなったことを喜びながらも、公園の出入り口が整備前のなだらかな道がなくなり、代わりに階段の真ん中に急な(自転車用の)坂ができていたことを指摘。障害者に声をかけてほしかったと語る。
 記念の写真を撮ったり、梅を見たり、弁当を拡げたり。見えない画伯は、手が届く梅の枝を触り、匂いをかいで、自分を撮らせる。
 紅白玉入れと「アブラハムの子」のダンス。紅白玉入れは、なんと紅組、白組が毎回1個の差、最後は同点。体力のない人は近くから入れるようんいしたが、それ以上ハンディに気を遣わなかったが。不思議なような、あたりまえのような。
 視覚障害者の村山さんがオカリナ演奏。ユーミンの「春よ、来い」。そして「ふるさと」に合わせみんなで歌う。

 
 
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2024.02.18
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年2月17日)


2月16日(金)、NPO法人障害者の職場参加をすすめる会の「共に働く街をめざす自治体提言2023」を、草加市・山川百合子市長に手渡し、健康福祉部長もまじえて懇談を行った。今年も関一幸市議にお世話になった。昨年5月にオープンした新庁舎の8階・市長室で。
 冒頭、NPO法人尾谷英一代表理事からの挨拶に対し、市長から「幸せの根幹に、自分と他者が自分を大切だと思えることがあると考えている」との挨拶が返された。
 山下より提言の趣旨説明を行った。特に「職場参加」について、障害がある人々の「雇用・就労」にとどまらない「社会参加」の意味があるが、それだけでなく市役所の職員、公共サービスの従事者、地域で働く人たちが、日常働く現場で障害のある人と過ごしてみる体験の意味が大きいことを述べた。
 つぎに当会理事で地元のNPO法人自立センターめだか事務局の原和久さんより、移動支援の制度を当日の状況に応じて利用者・介護人間で調整できるよう改善の検討をとの意見、また市職員が行っている業務の一部分を切り出し、超短時間就労という形をとれば、重度を含むさまざまな障害者が共に働く試みを市で取り組めるのではとの提案がなされた。
 市長からは、「フルインクルーシブ教育」に取り組んでいる他市の例を聞くが、支援学級に行く抵抗感を感じる親がいる一方で特別な学校・学級を望む親が昔以上にいるように思うし、教員・人材不足もある中、どう考えたらいいのかと、率直に語られた。
 それに応えて、当会事務局スタッフで脳性まひの樋上秀さんから、「ぼくは小・中普通学級で育ったが、友達は樋上がそこにいるから、ニーズが合うとか合わないとかの話じゃなくて、よくもわるくもいやおうなしにつきあう。みんなのことを考えるといろんな教育があったほうがいいかもしれないが、でもぼくが思うのは障害児より普通の子供たちのほうこそ、障害児が目の前にいるという環境が必要なんじゃなかったのかな。半世紀たって強く思う。」と。
 また、自立センターめだか代表理事の坂口鶴子さんは、同席の地域活動支援センターめだか施設長で娘の坂口佳代子さん(下半身まひ)が、車いすで近所の学校に学んだ当時をふりかえって語った。「うちの娘も、小・中・高と普通学校に行きました。お互いの生活を見る関係がないと、友達にもならない。いろんな人と関わっていく機会が誰にとっても必要ではないか。」
 関市議からは、障害のある人たちの中には、ただひとつのことに特化して働いている人もいる、車に特化して働くとか、掃除の短時間就労とか・・と、原さんの提案への助言もいただいた。関さんはかって地元草加でせんべい製造販売の店を営み、障害者雇用の経験がある。
 尾谷代表理事からは、㈱ニューオタニで働いている障害者たちは特殊学級の卒業生だが、地域のソフトボールチームが選手不足のためみんなで参加しており、そこではかって分けられていた通常学級の卒業生たちと現在はワンチームで試合をしているとのエピソードが語られた。
 なお、後日、市からの文書回答もいただけるとのこと。
 終了後、関市議のご案内で、議会、10階テラスを見て回った。

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2024.02.09
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年2月8日)


 2月8日(木)午後、春日部市役所を訪問し、岩谷一弘市長に尾谷代表理事より、「共に働く街をめざす自治体提言2023」を手渡し、福祉部長、次長もまじえ、懇談を行った。当会のほか、地域活動支援センターかがし座やくらしセンターべしみからも参加した。
 今回も同席していただいた古沢耕作市議の呼びかけで、1時間前に集合し、新しくなったばかりの市庁舎内をみんなで見て回った。
 これまでの庁舎と比べ、フリマや集会等に活用できそうな屋内施設や屋外スペースができたり、夜も利用できるレストランができたのはよかった。また、人が密集しやすい市民課前が広いロビーになっていてくつろげそうな雰囲気もよい。また、前の庁舎では、階段下のアプローチの困難な場所にあった身障福祉会の売店が1階のアプローチがよく目立つ場所で営業再開していたのを見て、よかったなと思った。
 その一方で、エレベーターが狭く、2基だけだったり、多機能トイレがタッチパネルだけだったり、庁舎内全体がグレーと黒で表示が見にくかったり・・・なぜ?と感じる箇所も少なくなかった。
 市長との懇談は残念ながら時間がなく、参加者の藤崎さんの最近の入院時の体験が語られた。言語障害もある全身性障害者のため、寝る姿勢や食事等、意思疎通の支援が不可欠なのに認められず、拘縮等苦しんだ。国は入院時介助を認めているが、医療現場で働く人々は、障害のある人びとと地域で付き合ったことがないため、合理的配慮ということも理解できない。そのための制度があっても活かされない。こうしたことひとつとっても、あらゆる公共サービスの職場で、障害のある人たちの職場体験・職場実習を受け入れてみることの大切さがわかるのではないか。
 これを機に、まずは越谷市で20数年間実施してきている障害者地域適応支援事業をぜひ春日部市でも試行してみてはいかがだろうか。さまざまな課題への一歩になるのではないだろうか。

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2023年度 共に働く街をめざす自治体提言(PDF版)
NPO法人障害者の職場参加をすすめる会
△2023年12月10日










2024.02.08
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年2月7日)


 2月5日(月)午後に行われた「2023年度共に働く街を目指す自治体提言」のトップを切っての、越谷市福田晃市長への提言手渡しと各分野の担当責任者の方々を含む懇談の報告です。
 すでにシェアさせていただいた山田市議、大田市議のfacebookページと併せてお読みください。
 写真のように降りしきる雪の平和橋を渡って越谷市役所へ。
 庁議室で尾谷代表理事から越谷市福田市長へ、提言の手渡し。  そして、当会からの参加者と同席いただいた越谷市民ネットワークの山田、清水、大田市議が合流して記念撮影。
 それから、提言の各分野に関する担当部課責任者の方々をまじえての懇談。
 まず、提言の各項目について、当会の参加者から説明。
 1)「共に学ぶ教育」について、樋上さんから。「学校も乾杯と同じに、『とりあえず普通学校で』として下さい。」
 2)「地域適応支援事業」について、日吉さんから。「職場実習の場がバックヤードが多いので、市民の皆さんから目に見えるところで、越谷市はがんばってるなとわかるようにできれば。」
 せんげん台「世一緒」施設管理者の山﨑さんからは、地域適応支援事業をきっかけに、市リサイクルセンターでの就職につながった事例と、コンビニでの実習を機に超短時間就労につながった事例、さらに長年就労したが体調を壊し退職した人がこの事業の実習を機に意欲が復活した事例を紹介。この事業の実習期間の延長等充実をと提言。
 3)山下からは、労働者協同組合法施行後1年を機として協同労働をめざす事業所への応援と、併せて既存の制度には当てはまらない市民事業への応援(例として越谷市のNPO等支援のクラファン等)の大切さを提言。
 4)尾谷代表理事からは、靴族加工会社・ニューオタニを拠点として障害者従業員と地域の障害者によるスポーツ活動や町内会行事の裏方、カヌー協会活動等、地域共生社会は零細企業によって支えられていることを紹介。山下より越谷市が独自に行っている労働実態調査を評価しました。
 5)せんげん台「世一緒」支援員の大塚眞さんは、特支学校卒業後の進路が年々地域の職場より福祉施設に偏って来ている実態を指摘し、身近な市役所や市の公共事業委託職場で地元の障害者を受け入れ共に働く職域開拓をと提言しました。
 6)さらに山下より、これらの提言内容を、障害者計画等だけでなく、高齢者や子ども、地域福祉等にも盛り込むことの大切さを述べました。
 説明に熱が入りすぎ、市の方々からのコメントをいただく時間が少なくなってしまいましたが・・・・
 福田市長からは「いただいた意見をもとに、前へ進めてゆこうと思います。」と頼もしいお言葉をいただきました。
 各担当責任者からのコメントは・・・
 1)について:保護者の合意なしに就学支援委員会との協議を依頼することはない。今後もその姿勢は堅持。
 2)について:日吉さんから地域適応の実習について、マンネリ化の指摘をいただいた。ただ仕事をするというだけでなく、ふれあい、社会参加の視点でということ。またお知恵を拝借します。
 3)について:協同労働については県主催の勉強会に参加。埼玉でも3団体が名乗りをあげ、伴走支援をしていると聞く。今後とも勉強してゆく。
 4)について:市として中小企業の支援に力を入れること、労働実態調査の項目についてさらに工夫してゆく。
 5)について:市として建設工事は総合評価入札制度、委託業務について公契約条例に基づき、そこで障害者の法定雇用率達成について評価し、雇用義務のない企業による障害者雇用も評価している。市職員としての障害者雇用は2.45%でやや法定雇用率に満たないが、障害種別に応じその能力を発揮できるよう努めてゆく。
 概要以上でした。ちなみに、当会が「要望」でなく、「提言」と位置付けているのは、市政を職員や委託事業者等だけにお任せして受益者として「要望」するだけではなく、市民やその組織が担い手としても参加し、地域の資源を生かし創意工夫を発揮して、文字通りの「自治体」となることにより、できることがあると考えているからです。
 今年度も、提言をお受け取りいただき、コメントもいただきまして、ありがとうございました!



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山田裕子・越谷市議会議員のfacebookへ。
大田ちひろ・越谷市議会議員のfacebookへ。


2023年度 共に働く街をめざす自治体提言(PDF版)
NPO法人障害者の職場参加をすすめる会
△2023年12月10日












2024.02.01
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年2月1日)


   
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2024.01.17
「山下浩志」(facebookの発信)
(2023年12月28日)


年末年始の多忙な時をお過ごしのことと思います。
2024年度の「障害者制度改革埼玉セミナーpart15」の第1次チラシを作成しました。
2010年の内閣府障がい者制度改革推進会議総合福祉部会の支援費制度から自立支援法を経過して総合支援法へと向かう最中に第1回目が201年2月13日に浅香産業文化センターで開催されました。
その後、障害者制度が変遷する中で私たちの暮らしがどう変化してきたのか、また、新しい情報にどう対応してきたのか15回目となる埼玉セミナーは節目になると思います。
たくさんの皆さんで考えていきたいと思います。

障害者制度改革 埼玉セミナー Part15
 総括所見(勧告)を生かすために!
 2024年3月24日(日) 午後1時30分
 於・岩槻駅東口コミュニティセンター多目的ルームA(4階)
 講師:尾上浩二氏(DPI日本会議副議長)

主催:一社埼玉障害者自立生活協会
共催:埼玉障害者市民ネットワーク




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2024.01.01
「山下浩志」(facebookの発信)
(2023年12月29日)


今年もたくさんの方々と出会い、お世話になり、ご迷惑もおかけし、忘れられない出会いも重ねられました!
 一足早い感謝とともに、月刊わらじ新年号(通巻544号)表紙をご紹介!
 これからもよろしくお付き合いください。
 2024年をみなさんと一緒に迎えられたことをうれしく思います。新年号の表紙は、クリスマス報告が恒例です。「わらじ三大行事」の一つとされてきた「みんな一緒のクリスマス」は、参加者同士が互いを知るという意味では、寝食を共にする「交流夏合宿」にはかなわないし、知った顔や知らない顔のだれかれと気軽に言葉を交わしたり相談したりするには、プログラムがない「わらじ大バザー」のほうがやりやすいかもしれません。
 にもかかわらず45年間続いてきたのは、ここが「ちがいを楽しむ場」だから。世の中、ちがいが格差になったり、差別や自然破壊、戦争にもつながるいま、舞台と会場のしきりを越え、入り混じって、歌い踊り競い迷うことがどんなに貴重か。ちがいが合わさって味わい豊かなこの星であるように!
 そして、2023年の「みんな一緒のクリスマス」では、NPO法人障害者の職場参加をすすめる会代表理事の尾谷英一さんが、㈱ニューオタニを拠点に活動する障害者スポーツの参加者たちを大勢誘って参加し、アーティスト達(ワイプ写真)も紹介して下さり、なんと参加者の30%を占めました!
 「わらじ三大行事」と言いますが、その三つに「月刊わらじ」を加えた活動が「わらじの会」のほぼすべてです。「わらじの会」とは組織というよりもその時々の「出来事」です。
 会の活動の中から生み出されてきたべしみやパタパタなどの日常活動への関わりは不問です。
 障害のあるなしはもちろん、年齢や所属、国籍等かかわりなく、参加できる「来た時が会員」の集まりです。
 この月刊わらじも障害のある人たちの長期連載等が半分を占め、また上記日常活動へのかかわりの有無にかかわらず、原稿を依頼しています。
 誰もが組織、システムに組み込まれ、その一部として働かざるをえない今の世の中で、他者と出会い、自分の中の他者とも出会い直し、日常をもみほぐし編みなおす営みを、今年もご一緒に続けたいと思います。




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2023.12.15
   
新ページへ:「山下浩志」(facebookの発信を一挙まとめた)
(2023年12月15日)










2023.12.15   
「かがし座」(facebookの発信)
(2023年12月15日)
当日のレポートへ。(2023年12月25日)



❖12月24日の13時から春日部市民文化会館でクリスマス会を開催します!
今年もわらじの会みんないっしょのクリスマス会を開催します!
12月24日の13時から春日部市民文化会館の展示室にておこないます。
参加費は200円。必ず個包装のお菓子と300円のプレゼントを持参して来て下さい🎁
11時から会場準備をおこないますので、出来るだけお手伝いしていただけると嬉しいです♬
お昼は出ないので必ず食べてから来るか、お手伝いしてくれる方は軽食を持ってきて参加して下さい。



△上の図版をクリックして、「NPOかがし座」のfacebookへ。




2023.12.14   「田嶋 康利さん」(facebookの発信)
(2023年12月11日)


❖≪共に働く街を創るつどい2023≫に参加しました。
地域共生めざす市民事業、直面する諸課題とどう向き合うか――労働者協同組合法施行後1年の報告を受けて考える

▽午後から越谷で「共に働く街を創るつどい2023」に参加。
テーマは「地域共生めざす市民事業、直面する諸課題とどう向き合うか-労働者協同組合法施行後の1年の報告を受けて考える」。
◎特別報告として「『協同労働』の可能性と課題―労働者協同組合法から1年を経過して」をテーマに報告させていただいた。労協法成立後の2021年2月にお招きいただき報告して以来、久しぶりに。
◎パネルディスカッションには、ワーカーズコープ・センター事業団埼玉西南エリアの須賀貴子エリアマネジャー、越ヶ谷こどもかふぇ食堂ぽらむの家の青山享美代表、NPO障害者の職場参加を進める会の山下浩志事務局長、そして田嶋が登壇。
コーディネーターは、お世話になっている朝日雅也さん(埼玉県立大学名誉教授、職場参加を進める会の運営委員)。
◎「ともに働く・ともに生きる~協同労働の実践」として須賀さんから。ワーカーズコープ・センター事業団の埼玉西部地域における豆腐工房の立ち上げから菓子工房、農福連携の取り組みを支援制度を活用して取り組む中で感じている矛盾-それは制度を利用することでの「分断」、障害者―健常者、利用者―職員、給与―工賃などの言葉にも現れており、その矛盾を自覚しながらどう折り合いをつけていくのか。だからこそ「ともに」(学ぶ・遊ぶ・食べる・つくるなど)を意識的・意図的につくっていくことが大切になる。ここに、協同労働の価値があるのではないか。
◎ぽらむの家の青山さんから。取り組んでいるのは、家でも学校でもない第三の居場所として子ども食堂だ。キッチンカーを購入して「どこでも子ども食堂」を行っていきたい。子ども食堂はボランティアだけでは継続はむずかしいので法人化(NPOか一般社団)に向けて取り組もうと思っている。子どもたちが「助けて」、辛いことを「辛い」と言えるような関係を地域からつくり出していきたい。
◎「職場参加のNPO法事を足場に考える」をテーマに山下さんから。職場参加の実践の歴史を振り返り紹介。職場参加は、養護学校義務化-特別支援学校の広がりに反して減少し、福祉施設(総合支援制度の生活介護など)の利用が増えている。埼玉県では、障害者の求人の16%は就労継続支援A型。制度は、障害のある人を能力別に振り分けサービスが提供され、お互いに出会うことがなくなっている。
「職場参加」のポイントは、(1)障害者の社会参加から「職場」が省かれていること(それをどう取り戻すか)、(2)狭間を狭間のままで伴走型支援につなげられるか、(3)福祉・医療など支援の場に軸足を置きつつも片足を職場につくる、(4)「参加」のイメージを拡げる―目的は「助け合う社会」だ。
「地域共生」がさまざまに語られるが、その「地域」の中には「職場」は入っていない。協同労働は地域の主体者になるために職場に自治をつくる。社会をより良くしていくためには、社会に必要な仕事をみんなが役割分担していけるような関係を編み出していくことが必要。「協同労働」と「職場参加」そして「共に働く」などそれぞれの取り組みを進めながら、共に歩んでいきたい。
◎田嶋から。障害者総合支援制度をはじめとする制度は、対象者を限定して予算を確保、必然的に制度は縦割りになる。イタリアの社会的協同組合もそうだが 新たな制度づくり、また制度をどう改革していくのかが問われている。
労働者協同組合は協同組合であり事業体だが、私たち組合員は協同労働を通して一人の市民としての自覚を高めることが必要だと思っている。そのために、社会連帯活動を行う組織を別に立ち上げ、社会活動も行っている。
職場参加の職場とはどういう職場なのかが問われているのではないか。民主主義や自治、対等・平等の関係が担保されているのか。日本社会では一人1票の権利を行使できるのは選挙権くらいだが、協同組合では出資した組合員に一票の議決権があり、労働者協同組合では労働者である組合員が経営に参加できる権利となっている。この取り組みを通して、私たち市民が主体者として市民社会を創ることに向かう。
協同労働は、職場の中でその民主主義と自治を育む働き方だと思っている。資本主義社会の中で、これまでの労働といえば指示・命令に従う賃労働しかなかったが、労働者協同組合法を契機として、労働の価値観・価値意識の転換を呼び起こしていきたい。
◎最後に、「2023年度 共に働く街をめざす自治体提言」を参加者で確認して終了。
◎前回、2021年2月の様子。






 
△上の写真をクリックして、「田嶋 康利さん」(日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会専務理事)のfacebookへ。






2023.11.26 

   「職場参加ニュース No.82」(2023年11月号)の全ページは、下をクリックしてください。
   







 




定款                       [PDF版

2017年度事業報告                [PDF版

2017年度収支報告                [PDF版]  

2017年度就労移行支援事業準備室会計報告     [PDF版

2017年度貸借対照表               [PDF版

2017年度財産目録                [PDF版

2018年度事業計画                [PDF版

2018年度収支予算                [PDF版

2018年度就労移行支援事業収支予算          [PDF版

2018年度理事・監事一覧                PDF版

△以上全文                            PDF版

                                  △第17回定期総会(2018.6.3)




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