◆すいごごカフェ 2023.11/15~12/6 1時半のゲスト
タイトル、説明はとりあえず、主催者側で付けました。トークゲストの皆さんご自身からのご修正を期待します。メッセージ等でご一報ください。
11月15日(水)
小口 高寛さん(越谷市議会議員)
「皆が普通に生きる自治の街」
自治基本条例への熱い思いと早逝された娘さんへとの「普通の暮らし」から、地域や組合に積極的に関り、市議として、居宅介護従業者として活躍する日々を。
11月22日(水)
大野 言弥さん(キッチンとまと従業員)
「深まる秋に電話でハロー」
キッチンとまとの電話注文対応担当としてせんげん台「世一緒」から短時間就労している大野さんのライブ。施設管理者でバイオリニスト山﨑さんとセッションも
11月29日(水)
會田 真理子さん(地場産・元少女)
「地元で楽しく生きる」
地元愛もさほど無く、離れることを夢見てた少女が この歳まで居ることになってしまいました。生きることを肯定できる地元で、自分の事は、どうでもよくなった。
12月6日(水)
八藤後 忠夫さん(元文教大教授・越後浪人)
「近代を求めて」
親に隠れて20歳で上京し50年、憧れのトウキョウでの買い物に碌なモノはなかったような気もする。ズクナス(軸のない)の流浪は続く。自問自答、越後村上浪人の他愛のない話である。
* * * * * *
すいごごカフェは毎週水曜の午後1時半~3時、第4週以外はハローワーク越谷はす向かいの職場参加ビューロー世一緒で、第4週はせんげん台西口イオン並びの就労継続B型せんげん台「世一緒」で開催されるトーク・カフェです。
障害のある人も含め、さまざまな体験や思い、さらには培われた技などを伝え合う広場です。
第3週水曜は、すいごごカフェの前に、ワーカーズコレクティブ「キッチンとまと」のカレー(珈琲付き)が300円で食べられるLunch Café どっこいしょが開かれます。ご希望の方は、電話かメールで当日昼までに世一緒までご予約下さい。
第1、2,3,5週は 職場参加ビューロー世一緒 越谷市東越谷1-1-7 048-964-1819(要9回コール) shokuba@deluxe.ocn.ne.jp
第4週は 就労継続B型事業所せんげん台「世一緒」越谷市千間台西3丁目1-16
048-971-8038 dokkoisyo3116@yahoo.co.jp
すいごごカフェ、しらこばと笛など当会の自主事業を応援する
ため越谷市のふるさと納税を通したクラウドファンディングを
実施中。カレンダー右下のQRコードからご寄付いただけます。ご協力を!
2023.11.08
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年11月08日)
▽「誰もが安心して暮らせる街」――[2023年11月8日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年11月8日]
●鈴木啓太郎さん(上福岡障害者支援センター21が運営する就労継続支援B型事業所施設長)
◆11月8日(水)のすいごごカフェ。ゲストは上福岡障害者支援センター21が運営する就労継続支援B型事業所施設長でふじみの市議6期目の鈴木啓太郎さん。
今日のトークのメインテーマは、「クムスタカ・リンク」というフィリピン ルソン島の山村の人々とふじみ野市周辺の人々との長年にわたる交流事業への関り。画像の中にこの事業の年表があるが、もともとは日本の障害者自立生活運動の草分けの一人である安積遊歩さんが、この村の脳性まひの子どもたちを応援するプロジェクトに取り組んでいた活動を引き継いでほしいと依頼されたことがきっかけという(クムスタカ・リンクとして活動し始めたのは2008年~)。
ただ、当時の脳性まひの子どもたち5人は、いま全員この世を去ったそうだ。そのことに象徴されるように、この山村の平均年齢は若い。
クムスタカ・リンクは、寄付を集め、4ケ月ごとに現地へ送っている。その中心は子どもたちが学校へ通うための交通費だという。
また、年1回、ふじみ野市の文京学園大学の学生らからの参加者も募り、支援センター21のメンバーやその他の人々とともに、フィリピンへの交流ツアーを行っている。ツアーでは、現地の学校を訪れ、日本語の授業を行ったり、「もったいないレンジャー」と名付けたショーなども行い、そのほかにもさまざまな交流を重ねている。そんなツアー参加の学生の中から、支援センター21の職員になった人が4名いるという。
ちなみに、鈴木さんが市議活動と併せて施設長として働く就労継続支援B型事業所「くまのベイカーズ」は定員約30人で、工賃の目標額は月2万円(埼玉県平均は1.7万円)。
そして同施設が連携する外資系保険会社の特例子会社の賃金は月10万円。障害者たちが地域で共に生きるために様々な工夫を重ねて活動してきたが、これではまだあたりまえに地域で生きることとは程遠いと語る。
今後の展望も含め、地域の遊休農地を借り、米作りも3年目になった。とはいえ、みんなで田んぼで汗を流す作業は、利益よりも地域社会のありかたに関わる大切な一歩と考えている。
鈴木さんによるコメ作りのチラシの最後はこう結ばれている。
「田んぼの風は心地よくみんなの頬を撫でていく。」
その風は、ルソン島の山村をへめぐり、越谷にまで届いた。
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2023.11.08
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年11月01日)
▽「水辺の市の事など」――[2023年11月1日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年11月1日]
●海老沢丈子さん(鈴木農園サポーター)
◆ 11月1日(水)のすいごごカフェ・ゲストは、水辺の市とウッドデッキ販売で、毎週火曜日、鈴木農園の野菜販売の助っ人をしている海老沢丈子さん。
水戸から東京方面へバスで30分の茨城町で生まれ育った。生家は土地が広くマーケットに貸し、店子の魚屋さんの店賃の一部として魚やさつまあげが食卓に豊富に並んだ。いわば「近郊の下町」の雰囲気。
水戸の病院勤務を経て結婚し、証券マンのお連れ合いと都内に住み、50年前に越谷に転居した。子どもが小学生の時までは、子どもを通した密な近所づきあいがあったが、子どもが都内の中学に入ってからは希薄となる。
けっきょく越谷市内で4回引っ越し、現在住む北越谷駅近くに落ち着く。ちょうど北越谷駅前に、市が男女共同参画支援センター「ほっと越谷」を開設するところ。今から20年前。
同センターで行われる講座、行事等に参加し、センターの指定管理事業者だった「越谷ともろう」の人達や、講座等を主催する市民団体の人たち(須長さんなど)ともつきあいができた。
2,013年に須長さんが代表の越谷にぎわいの会が水辺の市を開始した時、海老沢さんも誘われ、趣味で育てている花を売る店を「花畑」と名付けて出店。
ただ、高齢となり車を手放し搬入に苦労するようになったことや、もともといろいろな人とのつきあいが目的だったことから、出店はやめた。
そして、水辺の市がない火曜日も毎週出店している鈴木農園のサポーターとして、毎週出かけるようになったという。
野菜売り場に立ち寄る人々の多くは高齢者。中には見るだけで立ち去る人もいるが、「買わなくてもいいからおいでよ」、「おしゃべりでもいいんだよ」と声をかけている。
「この間来たのになかったね」と向こうから声かけてくる人も出てきた。隣近所づきあいはめんどうだが、何気ない言葉をかわしたいという感じが伝わってくる。
「地域共生」とか「コーディネーター」とか銘打たなくても、市役所前のウッドデッキに毎週出かけて、そのままで出ておいでよと地域をひらいている。
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2023.11.13
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年10月30日)
▽「絶滅危惧種SHǘ 秋の調べ」――[2023年10月18日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年10月3日]
●SHǘさん(天然記念物 Xジェンダー)
◆ うたい文句:越谷は東越谷で育った。絶滅危惧種はシラコバトだけではない。半世紀に及ぶXジェンダーの熱き思いを今だからこそ語ってもらいます
以上はSHǘさんご自身による口上。そして、以下は、当日のあらすじをとりあえず。秋の午後ー詩人の朗読のような語りだったが、そこはご想像で・・・・
戸籍上は男で、兄弟は男ばかり。四男だったが、自分は長女だと思っている。
女ではないし、男でもない。ふり幅は大きく、男よりだったり女よりだったりする。恋愛対象はずっと男。
高校卒業後はメイクアップアーティストになりたかったが、母に「女の仕事だから」と反対された。デザイナーになりたい、と言うとそれは賛成だった。デザイン研究所予備校に入り、その後マルイや百貨店で販売員をした。人当たりがよく、人と接するのが好きだったから、成績が良かった。それが原因でひがまれることもあった。
その頃、父の知り合いでスペインに住んでいる人がいた。小さい頃から、「大きくなったらスペインにおいで」、と言われていた。ちょうど、日本が嫌になっていた。だからスペインに行くことにした。そこで驚いたのは、同性が恋愛対象であることは恥ずかしいことではないことだった。男が好きか女が好きかは、りんごが好きかみかんが好きかの違いでしかなかった。
小さい頃からいじめられていたが、男兄弟の中で負けん気も強く、やられたらやり返した。やられたらやり返さないと自分を守れない。自分を守れるのは自分しかいない。だからどちらかというと、言葉の暴力を強く受けた。目線の暴力もある。「嫌だ」「気持ち悪い」と言われているのは目線でわかった。感受性が強いとは自分でも思うが。
嫌な顔をされると、その人の所に行って「何か? 何か伝えたいことあります?」と言いに行く。そうすると大抵の人は逃げていく。中には「こういう人達は傷つけられても平気だ」と思う人もいる。そういう人達にはお灸をすえたくなってしまう。「私こんなふうに生まれたけど何か悪い?」と思う。
恋愛について、スペインでボーイフレンドが何人かできた。カップルになれると思って告白したが、妹のような存在、恋愛感情はないと言われた。女友達に話すとそんな幸せなことはないと言われたが、頷けない。彼氏が欲しかった。
今思うと、夢中で生きてきた。高校生の時好きだった大学生とは、話していても悲しくて涙が止まらなかった。相手にどうすればいい、と聞かれてもわからなかった。「女だったら結婚してたのに」と言われたこともある。その言葉はあまりうれしくなかった。
パートナーや恋人と呼べる人はいなかった。愛人と勝手に言われたことはあったが。
悲しい恋愛しかできなかったが、悲しい人生の中で、無我夢中で生きてきた。
そんな人生だったが、不幸ではなかった。支えてくれる人がいっぱいいたし、親の育て方のおかげでもあって、感謝している。親は一度も「男の子だからやめなさい」とは言わなかった。男の子ばかりのなかで自分のような子がいたことが、母にとっては幸せだった。母は兄弟皆を平等に愛していた。めちゃめちゃ強くなりましょうとは言わないけど、自分の弱さを見せられるくらいには強くありたいと思う。 ✼ ✼ ✼
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2023.11.13
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年10月14日)
▽「それでもあなたは打ちますか」――[2023年10月11日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年10月14日]
●澤則雄さん(映画製作者)
◆10月11日(水)のすいごごカフェのトークゲストは、聴く側の常連でもある映画製作者の澤則雄さん。
津久井やまゆり園での障害者殺傷事件を問うた「生きるのに理由はいるの?」に続く映画「HPVワクチン それでもあなたは打ちますか」をもって全国で上映会を呼びかけ、語り合ってきた。
上映会はやまゆり園事件が135回で、HPVワクチンが63回とのこと。人数は5人から。
長年にわたり、そして現在もTVプロデュ―サーとしてTV番組制作に関わってきた澤さんが、どのようにしてこの二つの映画を作り全国行脚を始めたのか?
澤さんが障害者の存在を意識したのはつい近年のことで、知人のつてで障害者グループホームの夜勤のアルバイトも始めた。それから間もなくしてやまゆり園事件が起こった。自分が生きてきた世界そのものがいまここまできて問われた思いを抱えながら、澤さんの旅が始まった。
澤さんは言う。「このDVDはワクチンの接種を思いとどまらせることが目的ではありません。」
では何が目的か。「メリット、デメリットの情報を公開して、打つべきか、打たざるべきかを決める材料となるようなDVDにしたかったのです。なるべく、被害を訴える当事者の声を伝えたいと思いました。」
このHPV薬害全国訴訟で原告側の証人として名を連ねている医学者たちは、それぞれの研究分野でトップクラスの人々であり、各々が当事者たちの治療に関わり続ける過程で、それぞれ独自に研究を重ねた結果、同じ結論に到達した。
こうした裏付けもあり、2013年に積極的勧奨が中止され、接種が大きく減ったのに、厚労省は2021年に積極的勧奨を再開し、中野区など自治体の中には男子へも接種を拡大する動きまで。
「当事者の声を伝えたい」という澤さんの思いは、そんな大きな流れに対し、ひとりひとりが自分の場所を確かめることの大切さを問いかけています。
✼ ✼ ✼
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2023.09.30
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年9月29日)
▽「シンガポールと共に」――[2023年09月20日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年09月29日]
●荻野 好友さん(聴覚障害・片まひ者)
◆9月20日のすいごごカフェは、聴覚障害者で片マヒの荻野好友さん。月刊わらじの長期連載「手で読もう 手で話そう」著者。
まず生い立ちから。荻野さんは、新宿の家から新宿ろう学校の小学部に通った。夏休みの時に兄とケンカになり、千葉ろう学校の館山分校の寮に入った。手のまひのことで、友達からいじめを受け、中学部を中退して新宿の家に帰った。ろう学校には高等部がなかったこともあり、障害者福祉センターに手話の勉強に通った。
「いとこ会」で沢山のいとこと出会った。福島へ旅行に行ったりもした。
天皇崩御の頃、越谷に引っ越して来た。手話サークルに行っていたら、たまたま知り合いが克己さんを知っていて、そこからわらじの会に入った。
そして、共栄大学のサークルにに手話を教えに通っていた。県立大ができてからは県立大に手話の指導に行くようになった。 いろんな学科から、手話の勉強をしたいと手話サークルに学生が来ている。
ただ、わらじの会でも、大学生たちが、手をつかわず口だけで話していることがよくある。聞こえない荻野さんには内容がわからない。そんな状況のことを、荻野さんは「シンガポール」と言って笑う。「シンガポールって何?」と訊くと、自分で考えてごらんといたずらっぽく笑う。楽しいしかえしのように。
聴こえない自分には、マーライオンが水を吐いているようにしか見えないよという皮肉を利かせながら、それを伝えることによる独自の連帯のメッセージ。
荻野さんは手話の勉強をしながらも、片手でもやりやすい独自の手話を作り、ジョークもよくまじえる。
「新型コロナウイルス」は手話が別にあるが、片手でもできる様に「567」と表現している。
他にもじゃんけんの「ぐー」「ちょき」「ぱー」にそれぞれ意味を持たせ、簡単な手話でコミュニケーションをとる工夫をしている。
荻野さんが織りなす、聴こえる人との緊張関係。
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2023.09.30
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年9月17日)
▽「最初から分けなければ」――[2023年09月13日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年09月17日]
●阿久津 和子さん(相談支援「世一緒」専門員)
◆9月13日のすいごごカフェ。ゲストは阿久津和子さん((相談支援「世一緒」)。タイトルが「最初から分けなければ」。
阿久津さんは前職が介護保険のケアマネであり、相談支援「世一緒」では所長の沖山さんが主に就労関連を担当し、自分が生活支援を担当。障害者の中には、介護保険と併用の人もいる。その中で、最近、介護支援専門員(ケアマネ)更新研修を受けて、あらためて、「最初から分けなければ」と痛感させられたという。
「自立支援」「地域生活課題の解決」「終末期における人間の尊厳」「意思決定支援」「権利擁護」難しい言葉が並ぶが、それらの中身の「難しさ」は、この社会(に生きる私やあなた)が、障害をもって生まれる(た)子どもを「なかったことにして」、別の人生を生きて行こうとする時点に由来しているのではないか。
かって阿久津さんが康仁さんを医療的ケアがなくては生きられない状態で出産したとき、阿久津さんの母も管がはずれないうちは帰ってこないでと言ったという。でも、阿久津さんは「なかったことにして生きていくには重すぎる。なかったことにしたら、幸せんいなれない。だったら一緒に生きていくしかない。」と思った。
「存在を隠して幸せになれるならそうしたかも。でも、どうしてどこにも出かけられずに、幸せになれるの?」そう感じていた阿久津さんは、康仁さんが市の通園施設にいた頃に、市役所の地下の組合事務所を借りて開かれていたTOKO(どの子も地域の学校へ・公立高校へ東部地区懇談会)やわらじの会夏合宿に一緒に出かけ、世界を拡げて行った。
「障害があるからって、隔離されたり、社会から遠ざけられるのはどうなのかと思うから出て行った」と阿久津さん。
すいごごカフェ常連で、やまゆり園事件をテーマとした映画「生きるのに理由はいるの?」製作者の澤さんは、やまゆり園で殺された人の名の公表を拒んだ家族のことについて、阿久津さんに問いかけた。
「墓碑に名前を出さないというのは、私には違和感があります。一緒に生きていけないというのはすごく悲しい」
「なかったことにして別の人生を生きて行こうと、病院からそのまま施設へ直行という親もある。親がまだ若いうちにちがうきょうだいに全身全霊を注いだり。昔障害児の親同士ということでなかよくしていた人でも、ある時『もうお便り出して来ないで』って言ってくることがある。」と阿久津さん。
「私は何もアピールしているわけじゃないけど、私のことを障害者を看板にしているって非難する人もいるらしい。」
澤さんは「僕自身、受け止められていない。いま、障害者グループホームで夜勤しているが、つい最近まで障害者は車いすでパラリンピックに出るような人だと思っていた。」と言う。
「親たちが介護できない。そのために施設があることも大事だとは思うが」と阿久津さん。康仁君自身も、通所先が立ち上げた入所施設にいる。ただ毎週末は家に帰ってくる。親として、きょうだいとして受け止めている。いてもいない人ではない。」
「私の母は、ずっと障害の子を育てている私がかわいそうという思いだった。それでも90歳過ぎて認知症になったいま『やっちゃん元気?』が口癖になっている。そんな風にして、私の暮らしは成り立っている。」
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2023.09.14
◆すいごごカフェ応援のための「語り」・「聴く」暮らし検証プロジェクト(通称かきくけプロジェクト)――支援をいただけるとありがたい。(山下 浩志、2023年11月6日)
実は2019年度から立ち上げたすいごごカフェ応援のための「語り」・「聴く」暮らし検証プロジェクト(通称かきくけプロジェクト)。以下その時の呼びかけの一部。
・・・・今後、超高齢社会が深まるに従い、認知症(オレンジ)ビジネスが膨張し、精神科病棟は認知症者で満たされ、病気や障害への過敏度は増し、ますます支援をめぐり幼い頃から細かく分け隔てられてゆく社会。元気であらねばならぬという焦燥感、危機感がピーンとはりつめた社会になるだろう。
それに対して、制度も「知的障害」などの言葉もまだなかった時代(まだ20数年しか経ってない)、殴られたりどやされたりしながら働いて生きてきた彼らの喜怒哀楽に満ちた人生は、これからの時代を生き抜く人間像のヒントにもなるはず。
そのことひとつとっても、すいごごカフェの報告の普及と、語り部を育て(アシスト付きで)出前する作業に取り組む意義がある。
2019年度からは、プロジェクトに限定して協力者を募り、協力会費を支払っていただいた方には、「職場参加ニュース」等の情報や年度末に発行する「年誌」を送らせていただくことにした。
・・・という試みをスタートさせたのだが、4年目にして計画通りには行っていない。年誌自体大幅に遅れている。人手不足。
そもそも、すいごごカフェの本拠地である東越谷の法人本部事務所「職場参加ビューロー・世一緒」も限られた会員からの協力金でなんとか維持している状況。
こちらのほうは、間もなく始まる越谷市の「魅力的なふるさとづくりに資する活動を行うNPO法人等の市民活動団体の日々の公益的な活動等を支援し、もって行政との協働のまちづくりに資するためのクラウドファンディング」にエントリーし、3ケ月間の寄付募集を行うことになった。
皆様のご協力を切にお願いします!
◇(山下浩志のfacebookより)
2023.09.14
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年9月6日)
▽「カリンバ 生命の初秋に」――[2023年9月6日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年9月6日]
●山脇 雅史さん(まちの風カリンバ奏者)
◆ 9月!なんと猛スピードで去った夏だったろうか。秋のすいごごトップは山脇雅史さん。
「命の光をカリンバで。相手と世界と宇宙全体。直接はもちろん、遠隔でも送りたい。」
演奏を聴いていて、眠くなったという人が多い。山脇さん自身、
いつも寝る前に演奏し、配信して眠りにつくという。
森羅万象の音を吸い込んだようなこの楽器は、アフリカ各地の人々がそれぞれの地で、さまざまな廃品を用いて創りあげた、オルゴールの元祖ともいわれる。
山脇さんと初めて会ったのは、当会がまだ障害者就労支援センターの運営を受託していた頃のこと。特支学校高等部卒業時、内定していた就職先が経営不振で雇用できなくなった。
その後、山脇さんは家族の問題も抱え、街のあちこちを心の奥の無数に分かれた細道となぞらえ、あちこちの道、さまざまな人をたどりながらママチャリで走り巡った。
そんな道の曲がり角で、職場参加ビューロー世一緒にも立ち寄るようになった。いつしか長い縁になった。
・・・・・そして、いまがある。
2023.09.10
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年9月6日)
▽コロナの話を何度もしてもらっている、私の連れ合い 水谷淳子さんに、たまには本業の話を・・と、昨年7月20日(水)に行ったすいごごトーク。「耳と耳寄りな話をします」がブログにアップされました。――[2022年07月20日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年07月20日]
●水谷淳子さん(耳鼻咽喉科開業医)
◆ 「私の学生の頃は大学闘争というのがあって、卒業式も1年半ボイコットした。その後9月にゲリラ的に卒業試験を受けて、国家試験も受けて医師免許は取ったんだけど、このまま医者になるかどうしようと思いながら大学病院の精神科で働いた。
でも、勉強会でむつかしい哲学書を原語で読まされたり、こんなのつまんないだろうなと思いながら作業療法の作業を患者にさせていたり、批判しながらも電気ショックを臨床の場でやったり、だんだん自分の気持ちとの落差が大きくなってきて辞めた。
そこで、何が一番早く一人前になって稼げるかと考えた時に、耳鼻科かなと思って。ところが、耳鼻科になるのはとんでもなく大変だった。耳というのは聞くだけじゃなくて、体のバランスをとったり、いろんな働きをするところで。学生の時はほとんど勉強しなかったから、卒業してから耳鼻科になろうとしたこの時が一番勉強した。
でもなんとか50年、そんなにミスしないで仕事して食べてこられたんで。」
▽山下事務局長のブログへ。
▽前編
▽後編
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2023.08.20
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年8月18日)
▽「能登・七尾の現代史を生きて」――[2023年08月02日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年08月18日]
●大坂 富男さん(埼玉障害者市民ネット事務局)
◆大坂さんは、太郎鍛冶屋・森田貞次さんの語り、時に祖父母や父から伝え聞いた話を自分の子ども時代の体験などと織り交ぜながら、人々の生きた時代を活写する語り口に非常に魅せられ、それをお手本にしながら手習いを試みるような思いで、今日を迎えたらしい。
(なお、森田さんのすいごご記録は以下などから
https://room-yellow.seesaa.net/article/500084095.html )
初めに、生まれてから18歳までを生きた七尾がどこに位置するのか、地図で示してくれた。通常は北が上になっている地図を上下ひっくり返したり、上下を左右にしたりして、イメージを膨らませてくれた。
七尾市の向かいに能登島があり、天然の良港といわれ、朝鮮半島から中国、またロシアとの交易の拠点となり、かっては軍事的要衝でもあった。
生家は七尾の東西を貫く国道(だが6mと狭い)沿いの一本杉通商店街の大坂菓子屋。つい10年前までは営業しており、Googleのストリートビューで見れたという。大坂少年がいた頃の商店街には、軒並みどの家にも同学年生がいた。団塊の世代のハシリ。
子どもの頃、その国道を戦車が地響きを立てて走った。後に大坂菓子店に進駐軍の兵士が立ち寄った。当時は菓子が少なく、野菜を置いていた。西瓜を買って帰ったが、近所の子どもたちはガムなどをもらったらしい。家の裏に七尾実業学校があり、そこでよく遊んだが、進駐軍はその床下に武器が隠されていないかと捜索していた。
中学生の頃は、勉強しなくても英語、数学、理科はいつも100点を取っていた。その覚えたての英語で、港に入ってくる貿易船に遊びに行っておしゃべりし、土産をもらったりした。ロシア船やアジアの船にも行った。ロシア船の人から、ルナ1号の成功記念バッジをもらったりした。高2のある日、自宅に外人が訪ねてきた。中学時代に船に遊びに行って、「今度七尾に来たら遊びに来てね」という手紙を渡したことがあった。「バーに連れて行ってくれ」と言われたが、まだ高校生だからバーには行けないので、タクシーでも呼んで行ってくれと、断った。もう中学時代のように片言で話すのも難しくなっていた。
話はまだまだ続くが、とりあえず速報。森田さんは若い頃の一時期、都内の企業で働いたほかはずっと越谷だが、埼玉県民のかなりの人は、(私や連れ合いを含めて)他都県からの移住者。
そうした人々によって生きられた戦後日本史、世界史を、さらにお聞きしたい。
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2023.07.20
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年7月20日)
▽「5類になったコロナ総まとめ」――[2023年07月19日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年07月20日]
●水谷淳子さん(耳鼻咽喉科開業医)
◆ 5月8日より5類になったコロナ。約5千の医療機関からの定点観測結果で、ほとんど普通の風邪になっている。なのに・・・・
日本のコロナワクチン追加接種率は世界でもダントツ(6回目の接種が始まってる。欧米では2回位)。なおかつコロナになった人も多い。なぜか?ワクチンを3回接種すると、オミクロン株に対する免疫が抑制され、打ては打つほどコロナにかかりやすくなる。
では自然にコロナに感染した人の免疫は?長期にわたり強固な免疫をもたらす。5月に日赤の献血で残った血液を調査した結果、全国平均で42.8%が抗体Nを保有。20歳くらいの元気な若者の60%が自然感染することが終息への流れなので、その方向へ向かっていると言える。
いっぽう昨年3月ファイザーは敗訴して、社外秘だったコロナワクチンの副作用分析結果を開示した。48種類の自己抗体の出現と38種類の自己免疫疾患発症の可能性が示された。
今年3月、WHOはコロナワクチン接種について、新たな指針を出した。高齢者、基礎疾患・免疫不全ある場合、医療従事者に対しても、感染状況で変わるので定期接種には言及せず。60歳未満の健康な成人及び基礎疾患のある小児に対しては、2回目以降の追加接種は勧めない。健康な小児に対しては、感染状況、費用対効果他を考慮して決定すべき、などと変更された。
これに対し、厚労省は生後6ケ月からのすべての年代を対象に9月以降に接種を行うべく、オミクロン株派生型XBBに対応したワクチンを導入する。
いま第9波が始まっていると言われるが、この波は学校を中心にした感染で19歳以下が3分の1。元気な若者に感染が拡がると、ウィルスはおとなしく変異してゆき終息へ向かう。
世界でもダントツのワクチン接種率、ワクチン死が無視される、電車や店内でもマスクが多数派、そして発症者が出ると感染させた「犯人」探し・・・これらはとりわけ日本社会の縮図。
あらためて私とあなたの関係の現在を問い直そう。今日参加したみんなの話を聞きながら思った。
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2023.07.05
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年7月4日)
◆7月19日(水)
水谷 淳子さん(耳鼻科開業医)
「5類になったコロナ総まとめ」
国の副反応疑い報告制度で2000人がワクチン接種後に亡くなったと報告されているが因果関係を認めない国に対し54人の遺族が裁判準備中。見えない戦争が街に迫り、相互監視が強まる社会で、マスクを外して語り、つながる人々。
▽「コロナ3年後の真実…風邪になり史上最大の薬害残り」――[2022年12月21日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年07月04日]
●水谷淳子さん(耳鼻咽喉科開業医)
(「水谷淳子のページ」にUPしました)
◆ よいタイミングで、ブログにアップされました!
コロナウイルスはとても変異が早い。ちょうど1年前に第6波のオミクロンが始まって、今は第8波に突入してると言われてる。当然感染する人は多いけど、重症化率を見てるとすごく下がってきてる。
デルタ株の時には致死率が2.5%だったんだけど、オミクロンでの致死率は0.48%で、今は季節性インフルエンザより低いと言われている。だから、一般的な風邪のウイルスの中で4つコロナのウイルスがあるけど、5番目の風邪のウイルスになってきてるんじゃないか、と現場にいる医者は思ってる。
打てば打つほど役に立たない抗体が増えてくことを“抗原原罪”と言うんだけど、こうしてワクチンを何度も打つと免疫ができないから、またすぐにかかってしまうのではないか。そして、かかった時に自分の免疫が働かなくなって、持病を重症化させるんじゃないか…と、こういった論文なんだけど、これは日本でも免疫学者とかを中心に言われている。
世界で比べると日本はワクチン接種した人の数がダントツに多い。超過死亡数を見ると、ワクチンを接種した波と少しずれて重なってきてるもんだから、超過死亡が多いのはワクチンを接種したためじゃないか
国は、ワクチンで亡くなったら死亡一時金4420万円と葬式代を出すと言っていて、厚労省がワクチンの副作用部会を作って検討しているけど、滅多に認められない。亡くなった人が2000人近くあがってきてる中、11月7日までに認められたのはようやく10人。国に訴えるとしても、今まで起きた公害や、医療事故、子宮頸がんのワクチンの問題もそうだけど、被害者側が因果関係があるんだということを自分達で証明しないとダメでハードルが高い。こうした都合の悪い話は政府は公開しない。
こうした問題は政府もわかってると思う。専門の人がいっぱいいるわけだから。でも利権がすごいから。それにコロナ対策をやってると政治をやってる感が出せるから、反対意見が通らない構造になってるんじゃないかと思ってる。それに、医療関係もコロナバブルみたいなものがあるから。
https://room-yellow.seesaa.net/article/499905841.html
https://room-yellow.seesaa.net/article/499906010.html
2022.12.22
▽「コロナ3年後―報道されない真実を探る」――[2022年12月21日(水)の模様]。[作成日時 : 2022年12月22日]
●水谷淳子さん(耳鼻咽喉科開業医)
(「水谷淳子のページ」にUPしました)
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・【資料へコメント】
▽水谷 淳子:これらの表は、本間真二郎先生の表をお借りしています。とても分かりやすいので。
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2023.09.14
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年7月12日)
▽「一人旅の楽しみ方 私流」――[2023年07月12日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年07月12日]
●松山美幸さん(聴覚障害の肝っ玉母さん)
◆ 松山さん流の旅の楽しみ方の原点は、彼女が両親の方針でろう学校に行かず、小、中、高と地域の普通の学校で育った生い立ちと関りがあるという。
ポイントは、中学の先生たちはほとんどの学科で教室内を歩き回りながら話している先生ばかりなので、まったく口元を追えず、話が分からないのでつならないから、社会の時間などはひたすら地図を見ていたこと。また、小学校まで夏休みは母の故郷の山形で過ごしたので、ある時父が見ている時刻表の見方を教えてもらい、かくて地図と時刻表が愛読書になったという。
また小さい時もTVを大音量で聴くことを禁じられたのでアニメなどはまったく内容がわからなかった。しかし、25年前に福祉事務所で字幕が出るTVをもらい、初めて内容が分かった番組が大河ドラマだったこと。かくて歴史が大好きに。
それまでの半生を、かって松山さんはこう語っていた。「小さい時はうまく言葉にできなくて、友達もいなくて苦しかった。私にとっての昭和は逃げ道のない暗いトンネルのような、思い出すと身震いするくらいの暗黒の時代で、今でも本当に怖くて嫌。あの頃には絶対戻りたくない。両親の怒鳴り声が響き、とばっちりも受けて、心が安まらない家庭だった。」
結婚後も、大嫌いな両親と一緒に住まねばならなかったからこそ、自分の応援団がほしいと思って、3人の子を育てた。親からされて嫌だったことは子どもには絶対やるまいと、強い気持ち育てた。
そうやって戦って、「暗いトンネル」を出たばかりの地点に「大河ドラマ」との遭遇があったからこそ、松山さんはその「大河ドラマ」の旅にずんずんと入り込み、地図と照らし合わせ、空想を膨らまし、登場人物たちとくりかえし生きた。
また、同僚からJR主催の「駅からハイキング」の話を聞き、出かけていったことも大きなきっかけになったという。
子どもが小さい時には、夫が運転し、美幸さんがナビ。上の子二人がついてこなくなると、末っ子と3人でウォーキングに精出し。そして、ポイントは、知らない土地を歩き、そこの資料館、博物館、美術館、大河ドラマ館には必ず行く。
あちこちの展示が松山さんの中に詰まっている。かくして、大河は、松山さんと家族たちの舟をも浮かべて、滔々と流れてゆく。
そんな話を聴いていて、川内有緒著「目の見えない白鳥さんとアートを見に行く」のことを思い出し、紹介した。また、広瀬浩二郎著「世界はさわらないとわからない」のことも。白鳥さんも、広瀬さんも、独自の「見え方」を他の人々と共有し、世界を広げていることも。
松山さんは補聴器を着けていたが、それで人の話を聴くのではないという。ただ声らしき、音らしきものを聴くらしい。「松山さんと一緒にアートを見に行く」ツアーも面白そう。・・・といったら、松山さんはゴッホ展の話をしてくれた。
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2023.06.29
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年6月28日)
▽「入所施設→地域移行 わたしの場合」――[2023年06月28日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年06月28日]
●友野由紀恵さん(Love Shirakobato プロジェクト メンバー、介助を入れて地域で一人暮らし)
◆3歳から18歳まで入所施設、それから20歳まで家の奥で生きてきた友野由紀恵さんが、わらじの会の生活ホームに入居し、学生や主婦の介助を得ながら共同の一人暮らしを始めたのは1992年。電動車いすを使って街へ出始めた当時は、毎日のように道に迷い暗くなって泣きながら送られてきたり、迎えに来てもらうことが続いた。
それまで道というものがない世界で生きてきたことを、あらためてふりかえった。
いまは生活ホームを出て借家暮らしが長くなった友野さん。学生、主婦に加えて一般の介護事業所の利用している。学生たちからは「ユキネエ」と呼ばれ、時には「今日は大学に行きたくない。ここにいたい。」などと訴える若い人に「そんなわけにいかないでしょ。」と返し聞き役を務めたりもしながら、困難や疑問もいっぱいの「日常」を、あたりまえに生きている友野さん。
6月28日(水)、せんげん台すいごごカフェから。
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2023.06.22
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年6月21日)
▽「タンク☆ポップ 愛について」――[2023年06月21日(水)の模様]。[作成日時 : 2026年06月21日]
●増田由紀子(越谷市、介護福祉士)
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2023.06.20
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年6月19日)
▽「私が医学を学んだ60年代」――[2023年06月14日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年06月19日]
●山下浩志さん(NPO障害者の職場参加をすすめる会)
◆私は某国立大学医学部を除籍になっているが、「インターン闘争」という、毎年全国の医学部4年生のほとんど全員が参加した運動に成り行きで関わったことから、全国のたくさんの人々と出会った。後年、地域の学校で共に学ぶ活動や障害当事者運動との出会いをつないでくれたのも、その頃の友人だった。
そんな重要な縁が生まれたとはいえ、医学部に入ったのは開業医の息子だったという偶然からでしかなかった。意欲も希望もなかった私に、とりあえず家業を継ぐことを親は希望した。入学してみたら、自分だけではなかった。
そもそも「医者は食いっぱぐれがない」という常識は、60年に国民皆保険になるまでは必ずしも成り立たなかった。父は戦争末期軍医を量産するために設置された専門学校出身で、戦後は零細病院に勤務した。50年代半ばを過ぎて開業した時は、企業の工場労働者の社宅群の一軒を買って一部屋建て増し、そこを診察室にした。その企業には健保組合があり、社宅の人たちは保険証で受診したが、保険組合からの診療報酬がきちんと入らず、子どもの私が保険組合にもらいに行ったりしたほど。
皆保険になって、どこの医院も患者さんで溢れたけれど、「医者」はさらに分解してゆく。また、卒業後の若手医師の人事権を握る医局講座制も、国公立病院や公的医療機関群や私立大病院の再編を通した政府・資本と対抗しつつ、皆保険に引き続く高齢者医療、難病、先端医療を取り込んで生き延びて行こうとしている。インターン闘争は、大学病院立てこもり(政府が指定したほかの研修病院拒否)という戦術を採用したことにより、医局講座制と関係を深める。と同時に、それが医局講座制の中にはらまれた731細菌戦部隊から現代につながる人体実験や強制隔離の医学・医療と向き合うきっかけともなった。
中学の終わりから高校生時代までの、ちょうど親の医院に患者さんが溢れ両親が超多忙だった時(60年代初め)、家事を手伝い禁止の無菌動物となり、医学部入学の期待を背負わされた私は、太宰治「トカトントン」と重なる心的な閉塞状況にあった。そして、モチベーションもなく医学部に入り、幸か不幸かインターン闘争と遭遇し、医学連委員長になり、全国の医学生と出会い、医学生ゼミナールを主催することを通して医学、医療と向き合った成り行きが、結果として自己治療にもつながった。
今回は時間がなく、かっての友人たちがインターン闘争がきっかけで精神科病院にアルバイトに出かけ、そこで病棟の開放化や看護師、ワーカー等を含む働き方見直しにつながり、精神神経科学会が改革されたこと、また「日本の医療を告発するすべての人々のつどい」に関わった友人のこと、さらにはどんな障害があっても共に学ぼうという活動など、現在につながる流れまではふれられなかった。
私自身は、卒業試験ボイコット闘争が敗北した後も一人だけ「ボイコット」をし続け、医学部以外の大学や全国の学生運動にも関わった。その経過についても、またの機会に。
なお、医学生運動時代をともにした下司さんのHPにきわめて詳しい資料 「医学生史」があり。年表には私が逮捕されたことまで記されている。以下。
http://wwwd.pikara.ne.jp/rosenote/index.html
〔注〕【「トカトントン」】とは、太宰治の書簡体形式の短編小説。作品集『ヴィヨンの妻』に収録。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)。
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2023.06.16
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年6月7日)
▽「越谷誰もが暮らしやすい街づくり実行委員会の活動」があったこと――[2023年06月7日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年06月7日]
●樋上秀さん(たそがれ世一緒の管理人)
◆6月7日(水)のすいごごカフェ。当初のトークゲストの方が、コロナ陽性になり、おいでいただけなくなったため、急遽来週予定していたゲストの樋上さんにくりあげてトークしていただいています。広報が遅れまして、すみません。
予定されていた飯田さんには、あらためて後日お願いします。
(来週は、私がピンチヒッターでゲストを務めます。)
樋上さんのトークは、ご本人が代表を務める越谷誰もが暮らしやすい街づくり実行委員会の活動と同会がかって越谷市と一緒に作成した、バリアフリーマップ、トイレマップ、触地図の三点セットのふりかえり。
樋上さんは、三点セットは画期的だったが、それらが有効に活用されたとはいいきれず、その存在もあまり知られていない現状は残念と語る。
樋上さんにトークをお願いした背景には、今日参加している脳梗塞後遺症で片マヒの佐藤秀一さんの外出介護のニーズとも関連して、7月8日(土)に当会も参加している生活クラブ生協越谷ブロック地域協議会で、蒲生駅から生活クラブ越谷センターまでのまち歩きを計画していることがある。
現在電動車いすユーザーの日吉さんは、かって歩いていた時には何も気が付かなかった段差に、車いすになったとたんにあちこちでぶつかり、なんだ?この街は?と思ったという。そして、バリアフリーマップがあっても、はたしてそれが活用されているだろうかと疑問を呈する。だからみんなでまち歩きしながらチェックしたりすることが大事だと。
トイレマップを作った時など、その表紙をどのようにしたら市民に伝わるかをめぐり、実行委員会代表の樋上さんといまは亡き事務局長の西陰さんと、それに担当係長の3人が、夜遅くまで熱く意見をたたかわせたと、当時を語る。
日吉さんは、このマップを作った時のように、障害のある人もない人も、市の職員も一緒になって街を点検し、それを踏まえて市への提言を行った、ただお願いするだけでなく、からだを運ぶことで少しだけでも街が変わったという。いまあれだけベビーカーが利用されるようになったのも、そうした経過が少しは関係あるのではないかと語る。
今日も都内から参加された澤さんは、自ら製作されたやまゆり園の映画を全国で上映してきたが、ある施設の職員が自主上映会を企画したら施設の上司からブレーキがかかった例もあるようだと語り、このように障害当事者が自ら街に出て街を変えてゆこうという取り組みは、きわめて貴重、希少だと感じたと述べていた。
澤さんは、バリアフリーになって手を貸してくれる人が不要になり、結果的に「隔離」が深まったという話も聞くが・・と問いかけた。
日吉さんは、介助者なしで電車に乗れても、混雑している時は、ここで降りますと声を出さなければいけない、そういうことは常に大事という。
樋上さんは、ベビーカーは街に増えたが、車いすはそう増えていない、街はそう暮らしやすくならないが、マップをきっかけに出てみようというという「きっかけ」になることが大事なのだと語る。
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◆2022年10月からの“すいごごCafe”(つづき・一部)
2023.07.10
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年7月5日)
▽「日本語ボランティア奮闘記」 ――[2023年07月05日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年07月05日]
●飯田麻美さん(図書館ボランティア草加LVS「にほんごひろば」)
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2023.07.10
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年5月10日)
▽「越谷ーいのちと生計のまち」 ――[2023年05月10日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年05月10日]
●山﨑昭二さん(人形師「ひな源」)
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2023.07.10
山下 浩志(facebookの発信)
(2023年5月10日)
▽「越谷ーいのちと生計のまち」 ――[2023年05月10日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年05月10日]
●山﨑昭二さん(人形師「ひな源」)
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2023.05.07
▽「障がい者が障がい当事者になる時―不良障がい当事者の悪あがき論」――[2023年4月26日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年4月27日]
●木村浩章さん(CILひこうせん事務局長、行田市)
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2023.07.10
▽「支え合い、育ち合い」――[2023年02月01日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年5月13日]
●山田ゆう子さん(越谷市民ネットワーク、市議)
・【前編】
▽山下事務局長ののブログへ。
・【後編】
▽山下事務局長ののブログへ。
2023.02.03
▽「支えあい育ちあい」――[2023年02月01日(水)の模様]。
●山田裕子さん(越谷市民ネットワーク、越谷市議)
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2023.11.13
▽「すいごごカフェの秘密」――[2023年01月18日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年11月02日]
●山下浩志(当会事務局長)
◆今年の1月に例のごとく私がピンチヒッターですいごごカフェのゲストになって話した「すいごごカフェの秘密」が、ブログ担当の関根さんによりまとめられアップされたので、ご紹介。
ここでは「ヒューマンライブラリィ」との対比の部分を。
すいごごカフェの秘密 2023.1.18 すいごごカフェ 山下浩志さん(当会事務局長)
ヒューマンライブラリィに通じる、話したい気持ち、聞きたい気持ち
小学校や中学校で福祉教育では、車椅子体験や視覚障害者体験をするとか、車椅子の人が自分の体験をみんなに語るといった活動がメインで今まで福祉教育をやってきた。でも埼玉県の障害者施策推進協議会では、障害者って一つにくくれないから、ヒューマンライブラリィ(人間図書館)って活動を取り入れて、福祉教育の在り方を見直していく必要があるんじゃないかということが話されたりしている。
ヒューマンライブラリィっていうのは、たとえば大きい会場の中にいくつか部屋があって、その中に障害のある人が1人ずついるんだけど、図書館で本を借りるようなイメージで、自分が話を聞きたい障害者のところへ参加者が行く。福祉教育だと基本は障害のある人が前に出てって自分の体験を喋るけど、ヒューマンライブラリィではその部屋を訪ねた参加者たちが質問する。どこで生まれたんですか?とか、障害を背負ってどうですか?とか。本は最初から読む必要はなくて、どこから読んだっていいんだよって感じなのがヒューマンライブラリィ。すいごごカフェでも、人によっては喋るのは30分くらいで、基本皆さん質問してくださいって時があるけど、そういう部分はヒューマンライブラリィに似てるところがある。
今の時代、知的な障害を持った人の多くは職場で働けず、就労A型とかB型とか福祉的な場で働く人の方が多い。昔はそんなのなかったから、殴られたり蹴られたり、ものすごく差別がきつい中でも町工場とかいろんなところで大勢働いてたんだよね。そういう人達は、辛いことを経験しながらもそんな中で生きぬく技を身につけてきたり、その後の人生を共にする人たちとの付き合いを得たり、失敗も含めて自分なりの人生を生きてきたんだということを、知らない人に伝えていきたいっていう気持ちがある。
だからか、ゲストはいつもとうとうと喋ってる感じがする。普段まとまって喋ることはないはずなんだけど、1時間くらいあんまり途切れずに喋れる。その人の中に、今まで生きてきた人生の筋書きが本としてあって、それを読みながら喋ってるという感じ。聴く側は、その人を通して、生きた時代や世の中の暗がりみたいなところが見えてくる。殴られたりドヤされたりしながら働いて、生きてきた彼らの喜怒哀楽に満ちた人生は、これからの人生を生き抜く人間像のヒントにもなるはず。
このことひとつとっても、すいごごカフェの報告の普及と、語り部を育てていくことが大事だと感じる。
そのために、すいごごカフェはもちろん、当法人の名前も活動も知らない人達に対して広く発信していく必要がある。
すいごごカフェ報告をまとめた年誌サンプルを作成し、これを持って多方面に情報発信を行っているが、こうした取り組みが他地域でも広がり、とりわけそれぞれの自治体の事業として根付いていくことを展望しつつ、自分達のできる一歩を確実に進めたい。
すいごごファンのみなさまへ:すいごごカフェをはじめ、障害当事者による当番制、水辺の市の裏方、仕事や活動帰りの「たそがれ世一緒」、越谷みやげ「しらこばと笛」の絵付け販売、そしてこれらの活動拠点「職場参加ビューロー・世一緒」すべては制度の裏付けのない自主事業です。
この自主事業の継続・充実のためのクラウドファンディングを、越谷市のふるさと納税によるNPO等支援事業を介して、12月13日まで募集中です。QRコードを読み取って、ご寄付いただけます。どうぞご協力をお願いいたします。
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2023.07.10
▽「家を出たところですが」――[2023年01月11日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年6月20日]
●松沢隆行さん(元世一緒スタッフ)
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▽前編
▽後編
2023.07.10
▽「私の小さい頃から今まで」――[2022年12月07日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年6月29日]
●吉田ももさん(蓮田のまちの有名人・MIN 考える会)
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2023.07.10
▽「大事ですヒヤリハット」――[2022年11月30日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年6月26日]
●齊藤一枝さん(独立ケアマネ)
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2023.11.13
▽「駐車場の隅 花を育てて」――[2022年11月02日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年10月26日]
●癸生川新一さん(世一緒障害者スタッフ)
◆障害者雇用促進法、障害福祉サービス・・・改正を重ね、対象が広がって、世の中よくなったか?残念ながら、その反対か?癸生川さんの語りを聴けばよくわかる。昨年11月2日のすいごごトークがブログにアップされました。
ほんとうに残念なことに、ご本人は路上で倒れた後、現在遷延性意識障害で入院中です。だから、貴重な証言をここに。
「昭和43年、中学卒業して施設からは出たけど、どこ勤めていいかわかんなくて。だから、週に3日くらいアルバイトをしていた小さいメッキ工場に住み込みで勤めることにした。他に障害者の人はいない職場で、とりあえず普通の人として。給料も普通だったし、残業もあった。元々学校が紹介してくれたアルバイト先だったから、卒業してからも3ヶ月に1回くらい区役所から職員の人がたまに様子を見に来てた。いろいろ説明されるんだけど、よくわかんなかった。仕事では簡単なやつをやらしてもらったんで、なんとか。でも47年で辞めちゃって。
今度は自分で探さないといけなかった。うちの兄貴が革の仕事をやってて、時計盤につける革バンドの社長さんと顔なじみだったので、その紹介で時計盤のバイトに入った。ここでも障害者としてじゃなく普通で入った。給料は1ヶ月で3万で、良かった。でもそこも3年間で辞めちゃって、ぷらぷらしてた。その頃は親父と一緒に暮らしてたけど、途中から北千住のアパートを借りて一人暮らしした。」
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▽前編
▽後編
2023.07.10
▽「自閉症と聴き上手」――[2022年10月12日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年5月25日]
●幡本建祐さん(フラッシュバック研究者)
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2023.05.31
▽「三つ子の子育て そして…子離れ」――[2022年10月05日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年05月31日]
●日吉孝子さん(当会理事、事務局員)
◆思いがけない三つ子の妊娠
子どもができたのを確認しに病院に行ったとき、周りの人の話を聞いてると「おろしますか?」って聞かれるのかと思ったら、「おめでとうございます」と言われたので、気が抜けた。
介護者募集のうたい文句は「三つ子見に来ませんか」
「三つ子見に来ませんか?」って書いたビラをまいて毎週介助者を探してたら、思いがけなくいろんな人が手伝いに来てくれた。
自分たちの力で生きていけるように、と踏ん張った子育て
「お前たち頼むから自分たちの力で生きていけるようになってもらわないと。母ちゃん50になったら死ぬよ」ってことを、中学の頃から何かにつけて言ってたんで、高校が終わった時に、それぞれが就職して巣立っていった。
「盆暮れ家族」の距離感が心地よい
子どもたちが20歳になった時に、「これからさらに動かなくなっていくから、お母さんは越谷に行きたいと思う。ついてはお父さんとも離婚して1人で行く。お前たちはどう思う」って聞いたら、「いいんじゃない?好きにしたら」って。
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◆2022年4月から2023年5月の“すいごごCafe”(つづき・一部)
2022.12.22
▽「コロナ3年後―報道されない真実を探る」――[2022年12月21日(水)の模様]。[作成日時 : 2022年12月22日]
●水谷淳子さん(耳鼻咽喉科開業医)
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2022.10.05
▽「新型コロナのAーZ」――[2022年03月30日(水)の模様]。[作成日時 : 2022年10月2日-03日]
●水谷淳子さん(耳鼻咽喉科開業医)
(「水谷淳子のページ」にUPしました)
・【前編】
・【後編】
▽下記のブログへ。
(山下事務局長のブログへ)
2023.01.15
▽「子どもを取り巻く環境を」――[2022年10月05日(水)の模様]
●大田ちひろさん(越谷市議1期目。会派:立憲市民ネット)
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2023.11.13
▽「私と人生 けがと入院」――[2022年09月07日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年10月20日]
●水島茂治さん(世一緒障害者スタッフ)
◆昨年9月7日(水)のすいごごカフェ。「私と人生 けがと入院」と題して、世一緒障害者スタッフの水島茂治さんのトークがブログにアップされたので、ご紹介。
水島さんがかって越谷市障害者就労支援センターのカウンターに座り、しばらくして世一緒を訪れたのは、このトークの中のいちばん最後のあたり。
人はみなそれぞれの歴史を持っており、その歴史は常に変わりゆく社会のありようとつながっている。
障害とか個性とか能力とか、みんな社会のありようとともに移り変わって行く。
水島さんのトークは、そうしたことを気づかせる。
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2022.07.13
▽「孤独の城を出た日から」――[2022年09月21日(水)の模様]。[作成日時 : 2022年10月08日]
●平林小太郎さん(熊谷CIL遊TOピア)
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2023.01.15
▽「HPVワクチンのほんとうの話」――[2022年09月14日(水)の模様]。[作成日時 : 2022年09月14日]
●澤則雄さん(映画製作者)
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◆2022年4月から8月の“すいごごCafe”(・一部)
2023.05.07
▽「もてあそばれる介助者」――[2022年08月31日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年5月3日]
●吉原広子さん(ILPぽぽんた第1期介助者)
・【前編】
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・【後編】
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2023.11.13
▽「議員になったわけなど」――[2022年08月24日(水)の模様]。[作成日時 : 20232年10月16日]
●辻浩司さん(埼玉県会議員)
◆昨年8月24日に開催されたすいごごカフェ、 県議として活躍されている辻浩司さんの「議員になったわけなど」がブログにアップされております。
遅ればせながら紹介いたします。
前編は、「ワンダーランド」は幼い頃から慣れ親しんでいた身近な地域にあったというお話。
後編も併せてご覧ください。政治への参加は、議員になることや選挙活動だけでなく、いろいろなかたちがある等のお話。
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▽前編
▽後編
2023.09.14
▽「子どもだった私との対話」――[2022年08月03日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年9月13日]
●古迫千晶さん(文教大学生(現在は卒業生)
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2023.09.14
▽「県庁内福祉の店かっぽ」――[2022年07月27日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年9月7日]
●板倉真紀さん(「県庁内福祉の店」かっぽ常勤職員)
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▽前編
▽後編
2023.09.14
▽「大袋ひとり暮らし17年」――[2022年07月13日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年8月27日]
●友の由紀恵さん(世一緒金曜日当番)
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2023.09.14
▽「和歌山での出会いから」――[2022年06月29日(水)の模様]。[作成日時 : 2022年7月17日]
●志波美乃里さん(昨春埼玉県立大学を卒業)
▽山下事務局長のブログへ。
2023.09.14
▽「友、先生、そして仕事」――[2022年05月11日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年7月11日]
● 佐藤秀一さん(就労継続支援B型事業所せんげん台「世一緒」利用者)
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2023.07.10
▽「自立の久美ちゃんとネットワーク」――[2022年04月27日(水)の模様]。[作成日時 : 2023年7月6日]
●野島久美子さん(埼玉障害者市民ネットワーク代表)
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2023.01.15
▽「川辺の農家の珈琲の味」――[2022年08月10日(水)の模様]。
●関根秀夫さん(関根農珈)
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2023.01.15
▽「鍛冶屋が生きてきた越谷」――[2022年07月06日(水)の模様]。
●森田貞治さん(太郎鍛冶屋)
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2023.01.15
▽「障害の奥へ 向こうへ」――[2022年06月15日(水)の模様]。
●小井戸恵子さん(障害学研究者・立命館大)
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2023.01.15
(前編)
2023.01.15
(後編)
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2022.06.22
▽「地域の公立高校へ 障害生徒たちのいま」――[2022年06月08日(水)の模様]。[作成日時 : 2022年06月08日]
●竹迫和子さん(どの子も地域の公立高校へ埼玉連絡会事務局、障害児を普通学校へ全国連絡会世話人、元特別支援学校教員)
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2023.01.15
(前編)
2023.01.15
(後編)
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2023.01.15
▽「わが家のコロナ感染記味」――[2022年06月01日(水)の模様]。
●山崎泰子さん(職場参加をすすめる会前代表理事)
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2023.01.15
▽「働く、暮らすをつなげる」――[2022年05月25日(水)の模様]。
●藤元天美さん(アウトクラウドお便り事業部)
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2022.06.22
▽「共に学んだ小学校~大学の頃」――[2022年05月18日(水)の模様]。[作成日時 : 2022年05月18日]
●伝田ひろみさん(ポリオにょる下半身まひで車いす使用のさいたま市議)
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2022.06.22
▽「友、先生、そして仕事」――[2022年05月11日(水)の模様]。[作成日時 : 2022年05月11日]
●佐藤秀一さん(就労継続B「世一緒」)
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2022.06.22
▽「熊たちの住む森を次世代に」――[2022年04月20日(水)の模様]。[作成日時 : 2022年04月20日]
●竹花弘美さん(日本熊森協会埼玉支部)
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2023.01.15
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2022.04.20
▽「私の家族――永遠のテーマ」――[2022年04月13日(水)の模様]。[作成日時 : 2022年04月13日]
●松山美幸さん(聴覚障害者、主婦)
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2023.01.15
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2022.04.20
▽「未確認当惑物体の現在」――[2022年04月06日(水)の模様]。[作成日時 : 2022年04月10日]
●橋本克己さん(「克己絵日記」作者)
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2023.01.15
未確認当惑物体の現在 2022.4.6 すいごごカフェ 橋本克己さん(「克己絵日記」作者)【前編】
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2023.01.15
未確認当惑物体の現在 2022.4.6 すいごごカフェ 橋本克己さん(「克己絵日記」作者)【後編】
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2022.08.28
▽「トリオ・ザ・ナースと一緒にひらいた後半生」――[2022年03月23日(水)の模様]。[作成日時 : 2022年08月27日]
●中井吉弘さん(多機能「世一緒」非常勤)
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2022.06.22
▽「吐夢亭後」の地域で――[2022年03月16日(水)の模様]。[作成日時 : 2022年03月16日]
●樋上秀さん(たそがれ世一緒の管理人)
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2022.08.28
▽「吐夢亭後の越谷で」――[2022年03月09日(水)の模様]。[作成日時 : 2022年08月24日]
●樋上秀さん(たそがれ世一緒の管理人)
▽下記のブログへ。
(山下事務局長のブログへ)
2021.07.25
◆「すいごごカフェ2019年の年誌」を発行。
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◇
第2期すいごごカフェ&ゲストトーク!
◆174回を迎えた「すいごごカフェのトーク」(山下 浩志、2020年11月6日)
https://www.facebook.com/hoiroshi.yamashita/posts/3357911710944112
すいごごトークが、一昨日の吉原さんで、174回になっていた。あらためて驚く。 なぜこれほど続いてきたのだろう。基本的にはどこか外の世界から講師を招くのではなく、日常生活圏にいる人にお願いしているからといえる。そして、聞き手も、広報はいちおうするけれども、やはり日常生活圏、というより世一緒に関わる人々プラスアルファであること。ということは高齢化率、障害者率が高い。特に聴き手の常連は。(だからといって、一見さんお断りなどでなく、語り手であれ、聴き手であれ、むしろ大歓迎なのだが。ただ現状では、生活圏外からの常連さんは映画「生きるのに理由はいるの?」の製作者・澤さんのみ。)
ただそれだけでは、このようにロングランとなり、まだまだ続けられそうという根拠にはなりえない。 日常生活として括られている生をたどってゆくと、本人自身が忘れていた、または忘れさせられていた、絶望の体験や希望の発見や、なんだかわからないまま抱えている謎やら呪文やらがひきずられて出てくる。
身近な他人同士が、一緒に時を遡ったり、世界を巡ったりする中で、語られ、問いかけられ、ひらかれてゆく日常の奥の世界。生政治のネットワークから一瞬ほどかれてゆく身体が発する微かな光。
単なる自分史でもなく、語り部の技でもなく、世一緒という時空から発生する霧に投射されたブロッケンの怪のようなすいごごカフェ。 今年も、生活クラブ生協越谷ブロック版の「よ~いどん!市民活動助成事業」の公募があり、すいごごカフェ年誌作成の費用として応募させていただいた。ごく限定された地域の組合員の方々に、またご協力をお願いさせていただく。
◇(山下浩志のfacebook・ブログより)
◆すいごごカフェ 2023.11/8~11/29 1時半のゲスト
タイトル、説明はとりあえず、主催者側で付けました。トークゲストの皆さんご自身からのご修正を期待します。メッセージ等でご一報ください。
11月8日(水)
鈴木 啓太郎さん(上福岡支援センター21)
「誰もが安心して暮らせる街」
企業とタイアップした就労継続B型施設長にして市議。その街づくりは地元に根差しつつもフィリピン山村の人々ともまじわる。「誰もが」「安心」とは。
11月15日(水)
小口 高寛さん(越谷市議会議員)
「皆が普通に生きる自治の街」
自治基本条例への熱い思いと早逝された娘さんへとの「普通の暮らし」から、地域や組合に積極的に関り、市議として、居宅介護従業者として活躍する日々を。
11月22日(水)
大野 言弥さん(キッチンとまと従業員)
「深まる秋に電話でハロー」
キッチンとまとの電話注文対応担当としてせんげん台「世一緒」から短時間就労している大野さんのライブ。施設管理者でバイオリニスト山﨑さんとセッションも
11月29日(水)
會田 真理子さん(地場産・元少女)
「地元で楽しく生きる」
地元愛もさほど無く、離れることを夢見てた少女が この歳まで居ることになってしまいました。生きることを肯定できる地元で、自分の事は、どうでもよくなった。
◆すいごごカフェ 2023.10/18~11/15 1時半のゲスト
10月18日(水)
SHǘさん(天然記念物 Xジェンダー)
「絶滅危惧種SHÛ秋の調べ」
うたい文句 越谷は東越谷で育った。絶滅危惧種はシラコバトだけではない。半世紀に及ぶXジェンダーの熱き思いを今だからこそ語ってもらいます
10月25日(水)
半田 清雄さん(元特別支援学校教員)
「沖縄 辺野古の旅より」
土地を奪い住民に大きな苦しみを与え、基地が老朽化したから、辺野古が唯一の解決策だからと基地を押し付ける理不尽―その真っ只中への旅路の映像を。
11月1日(水)
鈴木農園と仲間達(春日部市内牧に集う人々)
「無農薬・天日干しの米づくり」
昨年に続いてチャレンジした米づくり。ご近所で余った苗を分けていただき、障害者親子が一緒に草取り、収穫、天日干し。その新米をいただき語り合います。
11月8日(水)
鈴木 啓太郎さん(上福岡支援センター21)
「誰もが安心して暮らせる街」
障害者施設職員として、また市議として働く中で、「誰もが安心して暮らせる街」とは?ふじみ野市議6期、センター21の活動の中からの街づくり。
11月15日(水)
小口 高寛さん(越谷市議会議員)
「普通に生き死ぬー自治の街」
かつて自治基本条例への熱い思いと重度障害の娘さんとの普通の暮らしから地域や組合に積極的に関わり、いま市議として居宅介護従事者として活躍する日々を。
◆すいごごカフェ 2023.9/13~10/11 1時半のゲスト
13日(水)
阿久津 和子さん
相談支援「世一緒」専門員 最初から分けなければ
介護支援専門員(ケアマネ)更新研修に思う。「自立支援」「地域生活課題の解決」「終末期における人間の尊厳」「意思決定支援」「権利擁護」難しい言葉が並ぶが..
20日(水)
荻野 好友さん
聴覚障害・片まひ者
シンガポールと共に
「シンガポール」とは?海外旅行ではありません。答えはすいごごカフェで。聾学校では「問題児」だったわけは?母語としての手話への愛とジレンマをこえて。
27日(水)
勝田 勉さん
三重県出身者
わが町 関宿(せきじゅく)
「すべてがあわただしく変わってきた時代の中で、この関宿だけは、ゆっくりとおだやかな時間が流れているかのよう」と評される故郷について語ります。
10月4日(水)
沖山 稚子さん
相談支援「世一緒」所長 韓国の障害者雇用から
韓国のジョブコーチ事業について、1995年の試行から最近までを概観した自らの研究報告を踏まえ、問われる共に働く関係支援のありかたを考える。
11日(水)
澤 則雄さん
映画製作者 上映会から地域を凝視
やまゆり園事件を問うた「生きるのに理由はいるの?」の上映会で全国を回り、さらにHPVワクチンを問う上映会も開催し、そこで見えてきた地域とは。
◆すいごごカフェ 2023.8/9~9/13 1時半のゲスト
タイトル、説明はとりあえず、主催者側で付けました。トークゲストの皆さんご自身からのご修正を期待します。メッセージ等でご一報ください。
6月28日(水)
友野由紀恵さん(Love Shirakobato Pro)
「入所施設、地域移行私の場合」4
国連の場でやまゆり園事件と精神病院隔離が問題になっており、共に生きられる地域への転換が世界から求められています。ただ、私も子ども時代に施設で身についた感じ方や思い込みはなくなりません。 だから委員会での発言や地域での交流も大事にしています。
7月5日(水)
飯田 麻美さん(日本語ボランティア)
「日本語ボランティア奮闘記」
草加市の外国籍の方に日本語を教えています。精神疾患があり、苦労もありますが、今はだいぶ慣れて、生き甲斐、遣り甲斐を感じております。拙い話でございますが、皆様のご参考に少しでもなれば、と思います。
7月12日(水)
松山 美幸さん(聴覚障害の肝っ玉母さん)
「一人旅の楽しみ方 私流」
聴覚障害ゆえの虐待の連鎖を断ち、子や孫を地域にはばたかせ自らも地域に友人・知人のつながりを拡げ、親の介護もしてきた松山さんは一人旅も好き。松山さん流の旅の楽しみ方をゆるやかに語る。(手話通訳依頼中)
7月19日(水)
水谷 淳子さん(耳鼻科開業医)
「5類になったコロナ総まとめ」
国の副反応疑い報告制度で2000人がワクチン接種後に亡くなったと報告されているが因果関係を認めない国に対し54人の遺族が裁判準備中。見えない戦争が街に迫り、相互監視が強まる社会で、マスクを外して語り、つながる人々。
7月26日(水)
未 定
毎月原則第4水曜の会場はせんげん台西口・イオン並びのせんげん台B型事業所「世一緒」です。
8月2日(水)
大坂 冨夫さん(埼玉障害者市民ネットワーク事務局)
「能登・七尾の現代史を生きて」
七尾市は石川県能登地方の中心自治体。加賀藩の軍艦所、明治に開港所に指定された七尾港は日中戦争では軍港となり中国人の強制連行が行われた。戦後ソ連船で遊んだ大坂少年が上京して大学闘争、会社員、障害者との出会い重ねて考える故郷とは。
◆すいごごカフェ 2023.6/7~7/19 1時半のゲスト
タイトル、説明はとりあえず、主催者側で付けました。トークゲストの皆さんご自身からのご修正を期待します。メッセージ等でご一報ください。
6月7日(水)
樋上 秀さん(越谷だれもがくらしやすいまちづくり実行委)
「バリアフリーマップとその時代」
2005、6年頃できたと記憶するこのマップと、その後のトイレマップ、触地図の三点セットで、バリアフリーの時代を拓いた越谷市。当時の状況、それ以後の時代の変遷を踏まえ、いま問われているバリアフリーとは何か考える。
6月14日(水)
山下 浩志さん(当会事務局長)
「私が医学を学んだ60年代」
日本が急激に経済成長を遂げた1960年代に私は成り行きで某大学医学部の学生になった。当時のマスコミの造語「大学生ダメ論」の典型かも。そんな私が大学の講義から、また医学生運動から学んだことは・・・・・
6月21日(水)
増田 由紀子さん(越谷市介護福祉士)
「タンク☆ポップ愛について」
たまには砕けた話を。頑張ってる方々を応援してるのは、あ~良い!元気や癒しを貰えるなど…色々条件が一致した方々です!自分が出来る限り応援しますよ😊(時間とお金に制限がありますが…😊)わくわくすることが、好きな私です
6月28日(水)
友野 由紀恵さん(Love Shirakobatoメンバー)
「入所施設、地域移行私の場合」
国連からやまゆり園事件と精神病院隔離を重視され、共に生きられる地域へ転換が求められていますが、私も長年施設で身についた感覚や常識はなくなりません。だから委員会での発言や地域での交流も大事にしています。
7月5日(水)
未 定 トークゲスト自薦、他薦求む
このカレンダー作成時点ではゲストが決まっていません。ゲストトークをしたい方、ゲストとして招きたい人、おられれば職場参加ビューロー世一緒までご一報下さい。
7月12日(水)
松山 美幸さん(聴覚障害の肝っ玉母さん)
「一人旅の楽しみ方 私流」
聴覚障害ゆえの虐待の連鎖を断ち、子や孫を地域にはばたかせ自らも地域に友人・知人のつながりを拡げ、親の介護もしてきた松山さんは一人旅も好き。松山さん流の旅の楽しみ方をゆるやかに語る。(手話通訳依頼中)
7月19日(水)
水谷 淳子さん(耳鼻科開業医)
「5類になったコロナ総まとめ」
国の副反応疑い報告制度で2000人がワクチン接種後に亡くなったと報告されているが因果関係を認めない国に対し54人の遺族が裁判準備中。見えない戦争が街に迫り互監視が強まる社会で、マスクを外して語りつながる人々。
すいごごカフェ会場:
第4以外の水曜はハローワーク越谷はす向かいの世一緒で開催 048-964-1819
第4水曜はせんげん台西口イオン並びのせんげん台「世一緒」で 048-971-8038
Lunch Café どっこいしょ:第3水曜(キッチンとまとのカレー&珈琲300円 要予約)
✼ ✼ ✼ ✼ ✼
◆すいごごカフェ/Lunch Café どっこいしょ
すいごごカフェもLunch Café どっこいしょ(第3水曜)も、NPO法人障害者の職場参加をすすめる会が主催する誰でも参加できるひろばです。Lunch Café は12:00からキッチンとまとのカレー(コーヒー付き300円)が食べられます。
第1、2,3,5水曜の会場は、ハローワーク越谷向かいの職場参加ビューロー世一緒です(要予約048-964-1819)。 どの日も13:30~15:00 ゲストトークがあります。街で生きる障害のある人ない人、いろんな人が語ります。 第4水の会場は、せんげん台イオン並びの就労移行・B型多機能「世一緒」です。(せんげん台048-971-8038) おまちがえないようにおでかけを。
✼ ✼ ✼ ✼ ✼
◆すいごごカフェ 2023.6/28~8/2 1時半のゲスト
タイトル、説明はとりあえず、主催者側で付けました。トークゲストの皆さんご自身からのご修正を期待します。メッセージ等でご一報ください。
6月28日(水)
友野由紀恵さん(Love Shirakobato Pro)
「入所施設、地域移行私の場合」4
国連の場でやまゆり園事件と精神病院隔離が問題になっており、共に生きられる地域への転換が世界から求められています。ただ、私も子ども時代に施設で身についた感じ方や思い込みはなくなりません。 だから委員会での発言や地域での交流も大事にしています。
7月5日(水)
飯田 麻美さん(日本語ボランティア)
「日本語ボランティア奮闘記」
草加市の外国籍の方に日本語を教えています。精神疾患があり、苦労もありますが、今はだいぶ慣れて、生き甲斐、遣り甲斐を感じております。拙い話でございますが、皆様のご参考に少しでもなれば、と思います。
7月12日(水)
松山 美幸さん(聴覚障害の肝っ玉母さん)
「一人旅の楽しみ方 私流」
聴覚障害ゆえの虐待の連鎖を断ち、子や孫を地域にはばたかせ自らも地域に友人・知人のつながりを拡げ、親の介護もしてきた松山さんは一人旅も好き。松山さん流の旅の楽しみ方をゆるやかに語る。(手話通訳依頼中)
7月19日(水)
水谷 淳子さん(耳鼻科開業医)
「5類になったコロナ総まとめ」
国の副反応疑い報告制度で2000人がワクチン接種後に亡くなったと報告されているが因果関係を認めない国に対し54人の遺族が裁判準備中。見えない戦争が街に迫り、相互監視が強まる社会で、マスクを外して語り、つながる人々。
7月26日(水)
未 定
毎月原則第4水曜の会場はせんげん台西口・イオン並びのせんげん台B型事業所「世一緒」です。
8月2日(水)
大坂 冨夫さん(埼玉障害者市民ネットワーク事務局)
「能登・七尾の現代史を生きて」
七尾市は石川県能登地方の中心自治体。加賀藩の軍艦所、明治に開港所に指定された七尾港は日中戦争では軍港となり中国人の強制連行が行われた。戦後ソ連船で遊んだ大坂少年が上京して大学闘争、会社員、障害者との出会い重ねて考える故郷とは。
◆すいごごカフェ 2023.6/7~7/19 1時半のゲスト
「越谷いのちと生計のまち」
15歳で人形職人の徒弟、26歳に人形国宝の人形制作者に弟子入り、国民文化祭で戯曲発表、政府税調で意見陳述等活躍。しらこばと笛の作者。生命を育んできた水のまち、たくましく猥雑な生計(たつき)のまちの軌跡を証言。
5月17日(水) 武井ゆきさん(蕎麦屋のアルバイト)
「パートしながら地域のボランティアを楽しむ」
蕎麦屋の娘として育ち、食べ物で人を癒したいとの思いで給食のおばちゃんになったが、心が折れてしまい退職。実家に帰るもまた家族との人間関係で悩み、乗り越えた解決策とは。
(この日は12:00~ Lunch Cafeどっこいしょキッチンとまとのカレー・珈琲付き が300円で食べられます。要予約)
5月24日(水) 山﨑泰子さん(バイオリニスト、当会理事)
「なぜいまここにいるのか」
オーケストラの団員同士で結婚し、障害児の母となり、子育てに専念。障害をありのままに他者と共にと、一緒に街に出て生きる。他の親や障害当事者と縁が結ばれ、」さらに当会の活動へ。あらためて生の原点に回帰して語る。
(この日の会場は、せんげん台「世一緒」。せんげん台駅西口イオン並びです。)
5月31日(水) 森田貞次さん(太郎鍛冶屋当主)
「どこにもない実用的な逸品」
「誰も作ったことのない、実用的な逸品の制作ーこれが私の特徴だと思います。もしかすると、あこがれだった祖父のDNAがなせる業なのかもしれません。」 現代の「村の鍛冶屋」の作品と思想を学ぶ。
◆すいごごカフェ 2023.3/8~11/30 1時半のゲスト
タイトル、説明はとりあえず、主催者側で付けました。トークゲストの皆さんご自身からのご修正を期待します。メッセージ等でご一報ください。
3月8日(水)
須賀 保昭さん(べしみ非常勤職員)
「ケアラーと支援者と」
視覚障害者になった母のガイドで外へ出ながらひきこもりを脱し、さらにさまざまな障害のある人々の支援にかかわる中で世界はどのように姿を変えてきたか。
3月15日(水)
東 亨さん((有)東光商事取締役)
「化石と友達になろう」
子ども時代に出会った化石に夢中になり現在までその魅力は尽きない。越谷の街に育ち、街の成長に伴う仕事(宅建業)の合間もつきあい続けてきた化石をあなたにもご紹介。
3月22日(水)
松尾 晃史さん(千間台「世一緒」職員)
「津軽三味線とともに」
元来の聴衆が出稼ぎの漁民で野外や飯場での演奏のため、強く激しい形になったといわれる津軽三味線に魅せられて、学んできたその技を・・・
3月29日(水)
並木 理さん(一埼玉障害者自立生活協会事務局)
「ピアスタッフの悩み」
統合失調症を経験し精神医療のサバイバー(生還者)として、他の障害者たちとのつながりを求め、地元所沢から広く県内の活動にかかわる中での経験と悩みを語る。
4月5日(水)
関根 芳民さん(GH入居者)
「半生をふりかえる」
すいごごカフェやたそがれ世一緒に常連的に参加しているが、ご本人の話はほとんどお聞きしたことがないので、この際ぜひ・・・とゲストでお願いしました。
4月12日(水)
未 定 未 定
4月はこの第2週にせんげん台のすいごごを予定します。
4月19日(水)
伊藤 峰子さん(生協関連会社勤務)
「いやだった事、ねがい事」
いやだった小学校時代の記憶、ハムスターと別れた中学校時代、高校そして作業所から会社への曲り道。そして今の願い事は・・・