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障害のある人もない人も共に生きる職場・地域を NPO障害者の職場参加をすすめる会


◇電話でのお問い合わせは048-964-1819

ようこそ職場参加ビューロー・世一緒へ

◇地域の困窮や孤立が深まっている現状に対し、雇用と福祉の狭間の身近な仕事おこしを目的に、福祉施設利用者や在宅の障害者の社会参加を兼ねて、本人たちによる定期的な事業所訪問や困窮者等をまじえたグループ・アルバイトを実施し、その経過をホームページやシンポジウム、コミュニティ・カフェ等で発信し、先進地の見学・交流も行って、共に働くすそ野拡大をする事業を推進。
福祉施設の利用者や在宅でひきこもっている人も含めて、さまざまな形で職場・地域に参加し、他の人々と共に働く機会を拡げます。


◆「せんげん台世一緒」は、就労継続支援B型事業所になりました!

information   最近のお知らせ新着情報

2024年3月26日
「職場参加ニュース」(2024年2月号)、NO.83を発行しました。
A4版カラー・10ページで内容は次の通りです。
CONTENTS◀【パネルディスカッション】12.10 共に働く街を創るつどい2023を開催
地域共生めざす市民事業、直面する諸課題とどう向き合うか――労働者協同組合法施行後一年の報告を受けて考える
パネリスト:田嶋康利さん(日本労働者協同組合連合会専務理事)、須賀貴子さん(労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団埼玉事業本部埼玉西南地区エリアマネージャー)、青山享美さん(越ヶ谷こどもカフェ食堂ぽらむの家代表)、山下浩志さん(NPO法人障害者の職場参加をすすめる会事務局長)
コーディネーター: 朝日雅也さん(埼玉県立大学名誉教授)
「矛盾に幸あれ!」―協同労働の価値の所在――須賀貴子さん
こども食堂―関係性を大切に、法人化も――青山享美さん
職場参加の法人―地域ネットワークの中でこそ――山下浩志さん
1年余りで65団体というのは田嶋さんから見て――朝日雅也さん
対等・平等に向け、制度を変えていく姿勢が必要――田嶋康利さん
◇共に働く街を創るつどい2023で発表した提言を2月に3市の市長さんに直接手渡し、懇談の機会をいただきました(越谷市、春日部市、草加市)。
◇せんげん台「世一緒」です!(ご案内)
2023年度会費、寄付ご納入ありがとうございました。 (五十音順、敬称略)
◇職場参加をすすめる会 2024.2.1~4.30本部カレンダー
◆すいごごFLASH/世一緒スタッフ日記
2024年02月27日
一緒に出かけて楽しんで、お互いを知りましょうねっとみんなで一緒に、梅林公園へ。――2月24日(土)「うんとこしょ:梅林公園に行こう」!  生活クラブ生協越谷ブロック協議会主催に参加。大田 ちひろ越谷市議会議員さん。
2024年02月27日
「うんとこしょ:梅林公園に行こう」!――2月24日(土)生活クラブ生協越谷ブロック協議会主催に参加。
2024年02月18日
草加市役所を訪問し、山川百合子市長に「共に働く街をめざす自治体提言2023」を手渡し、懇談。
2024年02月09日
春日部市役所を訪問し、岩谷一弘市長に「共に働く街をめざす自治体提言2023」を手渡し、懇談。
2024年02月08日
2月5日(月)午後、越谷市福田晃市長への提言手渡しと各分野の担当責任者の方々を含む懇談。❖2023年度 共に働く街をめざす自治体提言(PDF版で読めます)
NPO法人障害者の職場参加をすすめる会
2024年02月01日
◆すいごごカフェ 2024.2/7~3/6 1時半のゲスト 。
2024年01月17日
◆すいごごCafe――▼以下は山下浩志事務局長のブログ(B印)とfacebook(F印)にリンクしています。2023年11月から23年12月分
【F】:2023年12月24日:「津軽三味線とともに」(2023.3.22) すいごごカフェ 松尾晃司さん(せんげん台「世一緒」職員)
【B】【前編】
【F】:11月29日(水)に開催したすいごごカフェ、「地元で楽しく生きる」 ゲスト:會田真理子さんのトークの速報です。
【F】:2023年12月19日:山下事務局長のまえがき
【F】:2023年11月23日:山下事務局長のまえがき
【B】:2023年12月18日:深まる秋に電話でハロー 2023.11.22 すいごごカフェ 大野言弥さん(キッチンとまと) with 山﨑 泰子さん
【B】「化石と友だちになろう」: 東亨さん( (有)東光商事取締役 )
【前編】
【後編】
【F】:2023年11月29日:山下事務局長のまえがき
【B】2023年11月03日:自閉流コミュニケーション 2023.2.8 すいごごカフェ 幡本健祐さん(フラッシュバック研究当事者)
【F】:2023年11月29日:山下事務局長のまえがき
10月4日に開催されたすいごごカフェで、沖山稚子さん(現・相談支援事業所「世一緒」所長)
【F】:11月15日(水)のすいごごカフェ・トークは、越谷市議一期目の小口高寛さんをお迎えし、「皆が普通に生きる自治の街」
2024年01月17日
◆3月24日(日)に「2024年度の障害者制度改革埼玉セミナーpart15」を開催予定。
2024年01月01日
月刊わらじ新年号(通巻544号)表紙をご紹介!これからもよろしくお付き合いください。
2023年12月28日
❖新ページへ(全発言をフォローしてあります:文責・山下浩志)――12月10日(日)午後に「共にはたらくまちを創るつどい2023」が開催された。――テーマは:「地域共生をめざす市民事業、直面する諸課題とどう向き合うかー労働者協同組合法施行後1年の報告を受けて考える」。
2023年12月15日
≪12月24日の13時から春日部市民文化会館でクリスマス会を開催します!
2023年12月14日
≪共に働く街を創るつどい2023≫に参加しました。――田嶋康利さん〔日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会専務理事
2023年11月26日
「職場参加ニュース」(2023年11月号)を発行しました。「NPO障害者の職場参加をすすめる会」(越谷市)のニュース(82号)。
A4版カラー・10ページで内容は次の通りです。
CONTENTS◀≪共に働く街を創るつどい2023≫を開きます。
地域共生めざす市民事業、直面する諸課題とどう向き合うか――労働者協同組合法施行後1年の報告を受けて考える
・と き:2013年12月10日(日)13:00~16:30 (12:30開場)
・ところ:会場:越谷市中央市民会館5階 第4~6会議室
・参加費:会員500円、非会員700円(資料代共)
・特別報告:田嶋康利さん 日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会専務理事
パネリスト:パネリスト:須賀貴子さん(ワーカーズコープ・センター事業団埼玉事業本部埼玉西武エリアマネージャー)
青山享美さん(越ケ谷こどもかふぇぽらむの家代表)
松田和子さん(NPO法人視覚障がい者支援協会ひかりの森理事長)
山下浩志(NPO法人障害者の職場参加をすすめる会)
・主 催:NPO法人障害者の職場参加をすすめる会(代表理事・尾谷英一)
▽2023年NPO総会記念シンポジウム 「職場参加からさぐる地域共生」―障害福祉サービス参入から5年、越谷市障害者地域適応支援事業から22年 いま発信し考えあう― (後半)
・シンポジスト: 谷崎恵子さん(サービス管理責任者)、松尾晃史さん(就労定着支援員)、日吉孝子さん(障害当事者、本部事務局)、沖山稚子さん(相談支援事業責任者)
・コーディネーター: 朝日雅也さん(埼玉県立大学名誉教授)
▽ホームページのご案内:「せんげん台世一緒」
▽2023年度会費、寄付ご納入ありがとうございました。  (五十音順、敬称略)
▽職場・地域ひろがりつうしん
◆すいごごFLASH/世一緒スタッフ日記
◆すいごごカフェ11/15~12/6 1時半のゲスト
2023年11月13日
◆すいごごCafe――2023年10月から23年11月分
▽「誰もが安心して暮らせる街」――[2023年11月8日(水)の模様]。●鈴木啓太郎さん(上福岡障害者支援センター21が運営する就労継続支援B型事業所施設長)
▽「水辺の市の事など」――[2023年11月1日(水)の模様]。●海老沢丈子さん(鈴木農園サポーター)
▽「絶滅危惧種SHǘ 秋の調べ」――[2023年10月18日(水)の模様]。●SHǘさん(天然記念物 Xジェンダー)
▽「それでもあなたは打ちますか」――[2023年10月11日(水)の模様]。●澤則雄さん(映画製作者)
◆すいごごCafe――◆2022年8月から23年1月分❖山下浩志のfacebookとブログにUP。
▽「すいごごカフェの秘密」――[2023年01月18日(水)の模様]。●山下浩志(当会事務局長)
▽「駐車場の隅 花を育てて」――[2022年11月02日(水)の模様]。●癸生川新一さん(世一緒障害者スタッフ)
▽「私と人生 けがと入院」――[2022年09月21日(水)の模様]。●水島茂治さん(世一緒障害者スタッフ)
▽「議員になったわけなど」――[2022年08月24日(水)の模様]。●辻浩司さん(埼玉県会議員)
2023年11月13日
◆すいごごカフェ 2023.11/15~12/6 1時半のゲスト 。
2022年1月25日
障害者の職場参加をすすめる会の定款・事業計画など。 各ページPDFへ。
2018年7月01日
障害者の職場参加をすすめる会の定款・事業計画など。 各ページPDFへ。

▽2023年2月から2023年12月までのページはここをクリックしてください



   
    
    ▽「障害者の職場参加をすすめる会のHP」へ
    (リニューアルしました)








◆以下、ご自分のPCを「125%」に拡大して、読むことをお勧めします。
 




   △(クリックしてPDFで、拡大して見てください)







2024.03.26 

   「職場参加ニュース No.83」(2024年2月号)の全ページは、下をクリックしてください。
   



2024.02.27
「大田 ちひろ・越谷市議会議員」さんのfacebookの発信)
(2024年2月25日)


【みんな一緒に】
障害があってもなくても、みんな一緒に、梅の花で春を感じて、お弁当を食べて、体を動かして、梅林公園を楽しむ🌸
越谷市には『全身性障害者介護人派遣事業』という制度があって、特に資格とか持ってなくても障害がある人が、「この人を私の介護人として認めてねー」と市に登録をすれば、買い物や、例えば映画を一緒に見に行ったりすると、越谷市から介護人手当が支給される。
でも、日常関わっていないと、介護人になりたいと思っていてもなかなかハードル高いよねっということで、まずは、一緒に出かけて楽しんで、お互いを知りましょうねっとみんなで一緒に、梅林公園へ。
初めての食事介護や障がいのある人の上着を脱いだり着たりのお手伝いをして、「痛かったらどうしよう」とおっかなびっくりになる私に、「誰でも初めは上手にできないから大丈夫。大田さんは小さい子の子育てしてるから、上手だよ」と言ってもらって、嬉しくなった。
そっか、それでいいだ…。と☺️
介護に慣れる、その人に慣れる。まずは、友だちになる。
できないことがあれば、「やって」とお願いできて、「いいよ」ってサポートするそれが当たり前の空間は、やっぱり優しくて、その空間は、みんなに優しい。上手に介護できない私にも優しい☺️
車椅子の人と一緒に北越谷駅から越谷駅まで移動して、普段どんなふうに、電車に乗っているのかも教えてもらう。一緒に過ごして分かることはすごく大きいから、小さいころから障害があってもなくても共に大きくなる経験のできる教育環境は大切だと、改めて思った。
障害がある子にとっても、ない子にとっても、これからの社会の担い手として、それが優しい地域を作る基礎になるんだろうな。
梅林公園は来週から梅まつりだそうです🌸
#障害者
#インクルーシブ
#インクルーシブ教育
#障害があってもなくても
#一緒に

 
 
 
    △上の写真をクリックして、「大田 ちひろ」さんのfacebookへ。






2024.02.27
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年2月25日)


 2月24日(土)生活クラブ生協越谷ブロック協議会主催・「うんとこしょ:梅林公園に行こう」!(ケアシステムわら細工、障害者の職場参加をすすめる会共催)
 数えてみれば、なんと2019年以来、5年ぶりの開催。
 5年前と同様、北越谷駅西口・大袋駅西口に集合し、そこから徒歩で梅林公園まで。現地集合の人たちも。
 「三連休」というけれど、お出かけ日和はこの日だけのよう。
 われわれは大袋駅集合組。みんなが来る前に橋本克己画伯は、改札階の多機能トイレに入ったが、盲ろうの画伯にとって、このごろ多いタッチパネルは使えない。また「バリアフリー」、「多機能」だからと、いろんな設備を詰め込んだ空間は、むしろバリアフルで出入りすらままならない。同駅では、駅前広場に面したトイレの方が画伯のお気に召した。
 辻県議が到着し画伯ともあいさつ。「うんとこしょ」前回参加は、花田苑というから、7年前くらいか。
 だんだん集まって来て、梅林公園へ向けて歩き始める。道々、野島さんが、関東運輸局で、交通事業者、自治体、障害者団体の集まる会議に出た話をしてくれる。
 梅林公園に到着。ちょうど北越谷駅からの参加者たちも着く。
 40年余り前のわらじの会初期に障害者リーダーとして活躍し、その後活動から遠ざかっていたOさんが初参加。生家でヘルパーの介助を受け一人暮らしを続けている。身近な地域の手も借りたいと。こうした場へ出てきたこと自体、大きな決断。かって身に着けた足での電動車椅子操作で動いていた。ぜひ、地域とのつながりを拡げて生きてほしい。
 自己紹介。日吉さんは、土手の道が整備され電動車いすで歩きやすくなったことを喜びながらも、公園の出入り口が整備前のなだらかな道がなくなり、代わりに階段の真ん中に急な(自転車用の)坂ができていたことを指摘。障害者に声をかけてほしかったと語る。
 記念の写真を撮ったり、梅を見たり、弁当を拡げたり。見えない画伯は、手が届く梅の枝を触り、匂いをかいで、自分を撮らせる。
 紅白玉入れと「アブラハムの子」のダンス。紅白玉入れは、なんと紅組、白組が毎回1個の差、最後は同点。体力のない人は近くから入れるようんいしたが、それ以上ハンディに気を遣わなかったが。不思議なような、あたりまえのような。
 視覚障害者の村山さんがオカリナ演奏。ユーミンの「春よ、来い」。そして「ふるさと」に合わせみんなで歌う。

 
 
   △上の写真をクリックして、山下 浩志のfacebookへ。









2024.02.18
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年2月17日)


2月16日(金)、NPO法人障害者の職場参加をすすめる会の「共に働く街をめざす自治体提言2023」を、草加市・山川百合子市長に手渡し、健康福祉部長もまじえて懇談を行った。今年も関一幸市議にお世話になった。昨年5月にオープンした新庁舎の8階・市長室で。
 冒頭、NPO法人尾谷英一代表理事からの挨拶に対し、市長から「幸せの根幹に、自分と他者が自分を大切だと思えることがあると考えている」との挨拶が返された。
 山下より提言の趣旨説明を行った。特に「職場参加」について、障害がある人々の「雇用・就労」にとどまらない「社会参加」の意味があるが、それだけでなく市役所の職員、公共サービスの従事者、地域で働く人たちが、日常働く現場で障害のある人と過ごしてみる体験の意味が大きいことを述べた。
 つぎに当会理事で地元のNPO法人自立センターめだか事務局の原和久さんより、移動支援の制度を当日の状況に応じて利用者・介護人間で調整できるよう改善の検討をとの意見、また市職員が行っている業務の一部分を切り出し、超短時間就労という形をとれば、重度を含むさまざまな障害者が共に働く試みを市で取り組めるのではとの提案がなされた。
 市長からは、「フルインクルーシブ教育」に取り組んでいる他市の例を聞くが、支援学級に行く抵抗感を感じる親がいる一方で特別な学校・学級を望む親が昔以上にいるように思うし、教員・人材不足もある中、どう考えたらいいのかと、率直に語られた。
 それに応えて、当会事務局スタッフで脳性まひの樋上秀さんから、「ぼくは小・中普通学級で育ったが、友達は樋上がそこにいるから、ニーズが合うとか合わないとかの話じゃなくて、よくもわるくもいやおうなしにつきあう。みんなのことを考えるといろんな教育があったほうがいいかもしれないが、でもぼくが思うのは障害児より普通の子供たちのほうこそ、障害児が目の前にいるという環境が必要なんじゃなかったのかな。半世紀たって強く思う。」と。
 また、自立センターめだか代表理事の坂口鶴子さんは、同席の地域活動支援センターめだか施設長で娘の坂口佳代子さん(下半身まひ)が、車いすで近所の学校に学んだ当時をふりかえって語った。「うちの娘も、小・中・高と普通学校に行きました。お互いの生活を見る関係がないと、友達にもならない。いろんな人と関わっていく機会が誰にとっても必要ではないか。」
 関市議からは、障害のある人たちの中には、ただひとつのことに特化して働いている人もいる、車に特化して働くとか、掃除の短時間就労とか・・と、原さんの提案への助言もいただいた。関さんはかって地元草加でせんべい製造販売の店を営み、障害者雇用の経験がある。
 尾谷代表理事からは、㈱ニューオタニで働いている障害者たちは特殊学級の卒業生だが、地域のソフトボールチームが選手不足のためみんなで参加しており、そこではかって分けられていた通常学級の卒業生たちと現在はワンチームで試合をしているとのエピソードが語られた。
 なお、後日、市からの文書回答もいただけるとのこと。
 終了後、関市議のご案内で、議会、10階テラスを見て回った。

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2024.02.09
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年2月8日)


 2月8日(木)午後、春日部市役所を訪問し、岩谷一弘市長に尾谷代表理事より、「共に働く街をめざす自治体提言2023」を手渡し、福祉部長、次長もまじえ、懇談を行った。当会のほか、地域活動支援センターかがし座やくらしセンターべしみからも参加した。
 今回も同席していただいた古沢耕作市議の呼びかけで、1時間前に集合し、新しくなったばかりの市庁舎内をみんなで見て回った。
 これまでの庁舎と比べ、フリマや集会等に活用できそうな屋内施設や屋外スペースができたり、夜も利用できるレストランができたのはよかった。また、人が密集しやすい市民課前が広いロビーになっていてくつろげそうな雰囲気もよい。また、前の庁舎では、階段下のアプローチの困難な場所にあった身障福祉会の売店が1階のアプローチがよく目立つ場所で営業再開していたのを見て、よかったなと思った。
 その一方で、エレベーターが狭く、2基だけだったり、多機能トイレがタッチパネルだけだったり、庁舎内全体がグレーと黒で表示が見にくかったり・・・なぜ?と感じる箇所も少なくなかった。
 市長との懇談は残念ながら時間がなく、参加者の藤崎さんの最近の入院時の体験が語られた。言語障害もある全身性障害者のため、寝る姿勢や食事等、意思疎通の支援が不可欠なのに認められず、拘縮等苦しんだ。国は入院時介助を認めているが、医療現場で働く人々は、障害のある人びとと地域で付き合ったことがないため、合理的配慮ということも理解できない。そのための制度があっても活かされない。こうしたことひとつとっても、あらゆる公共サービスの職場で、障害のある人たちの職場体験・職場実習を受け入れてみることの大切さがわかるのではないか。
 これを機に、まずは越谷市で20数年間実施してきている障害者地域適応支援事業をぜひ春日部市でも試行してみてはいかがだろうか。さまざまな課題への一歩になるのではないだろうか。

    △上の写真をクリックして、山下 浩志のfacebookへ。


2023年度 共に働く街をめざす自治体提言(PDF版)
NPO法人障害者の職場参加をすすめる会
△2023年12月10日










2024.02.08
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年2月7日)


 2月5日(月)午後に行われた「2023年度共に働く街を目指す自治体提言」のトップを切っての、越谷市福田晃市長への提言手渡しと各分野の担当責任者の方々を含む懇談の報告です。
 すでにシェアさせていただいた山田市議、大田市議のfacebookページと併せてお読みください。
 写真のように降りしきる雪の平和橋を渡って越谷市役所へ。
 庁議室で尾谷代表理事から越谷市福田市長へ、提言の手渡し。  そして、当会からの参加者と同席いただいた越谷市民ネットワークの山田、清水、大田市議が合流して記念撮影。
 それから、提言の各分野に関する担当部課責任者の方々をまじえての懇談。
 まず、提言の各項目について、当会の参加者から説明。
 1)「共に学ぶ教育」について、樋上さんから。「学校も乾杯と同じに、『とりあえず普通学校で』として下さい。」
 2)「地域適応支援事業」について、日吉さんから。「職場実習の場がバックヤードが多いので、市民の皆さんから目に見えるところで、越谷市はがんばってるなとわかるようにできれば。」
 せんげん台「世一緒」施設管理者の山﨑さんからは、地域適応支援事業をきっかけに、市リサイクルセンターでの就職につながった事例と、コンビニでの実習を機に超短時間就労につながった事例、さらに長年就労したが体調を壊し退職した人がこの事業の実習を機に意欲が復活した事例を紹介。この事業の実習期間の延長等充実をと提言。
 3)山下からは、労働者協同組合法施行後1年を機として協同労働をめざす事業所への応援と、併せて既存の制度には当てはまらない市民事業への応援(例として越谷市のNPO等支援のクラファン等)の大切さを提言。
 4)尾谷代表理事からは、靴族加工会社・ニューオタニを拠点として障害者従業員と地域の障害者によるスポーツ活動や町内会行事の裏方、カヌー協会活動等、地域共生社会は零細企業によって支えられていることを紹介。山下より越谷市が独自に行っている労働実態調査を評価しました。
 5)せんげん台「世一緒」支援員の大塚眞さんは、特支学校卒業後の進路が年々地域の職場より福祉施設に偏って来ている実態を指摘し、身近な市役所や市の公共事業委託職場で地元の障害者を受け入れ共に働く職域開拓をと提言しました。
 6)さらに山下より、これらの提言内容を、障害者計画等だけでなく、高齢者や子ども、地域福祉等にも盛り込むことの大切さを述べました。
 説明に熱が入りすぎ、市の方々からのコメントをいただく時間が少なくなってしまいましたが・・・・
 福田市長からは「いただいた意見をもとに、前へ進めてゆこうと思います。」と頼もしいお言葉をいただきました。
 各担当責任者からのコメントは・・・
 1)について:保護者の合意なしに就学支援委員会との協議を依頼することはない。今後もその姿勢は堅持。
 2)について:日吉さんから地域適応の実習について、マンネリ化の指摘をいただいた。ただ仕事をするというだけでなく、ふれあい、社会参加の視点でということ。またお知恵を拝借します。
 3)について:協同労働については県主催の勉強会に参加。埼玉でも3団体が名乗りをあげ、伴走支援をしていると聞く。今後とも勉強してゆく。
 4)について:市として中小企業の支援に力を入れること、労働実態調査の項目についてさらに工夫してゆく。
 5)について:市として建設工事は総合評価入札制度、委託業務について公契約条例に基づき、そこで障害者の法定雇用率達成について評価し、雇用義務のない企業による障害者雇用も評価している。市職員としての障害者雇用は2.45%でやや法定雇用率に満たないが、障害種別に応じその能力を発揮できるよう努めてゆく。
 概要以上でした。ちなみに、当会が「要望」でなく、「提言」と位置付けているのは、市政を職員や委託事業者等だけにお任せして受益者として「要望」するだけではなく、市民やその組織が担い手としても参加し、地域の資源を生かし創意工夫を発揮して、文字通りの「自治体」となることにより、できることがあると考えているからです。
 今年度も、提言をお受け取りいただき、コメントもいただきまして、ありがとうございました!



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▽メッセージ・ご感想をUP。
山田裕子・越谷市議会議員のfacebookへ。
大田ちひろ・越谷市議会議員のfacebookへ。


2023年度 共に働く街をめざす自治体提言(PDF版)
NPO法人障害者の職場参加をすすめる会
△2023年12月10日












2024.02.01
「山下浩志」(facebookの発信)
(2024年2月1日)


   
△図版をクリックして、「すいごごカフェのページ」へ。 






2024.01.17
「山下浩志」(facebookの発信)
(2023年12月28日)


年末年始の多忙な時をお過ごしのことと思います。
2024年度の「障害者制度改革埼玉セミナーpart15」の第1次チラシを作成しました。
2010年の内閣府障がい者制度改革推進会議総合福祉部会の支援費制度から自立支援法を経過して総合支援法へと向かう最中に第1回目が201年2月13日に浅香産業文化センターで開催されました。
その後、障害者制度が変遷する中で私たちの暮らしがどう変化してきたのか、また、新しい情報にどう対応してきたのか15回目となる埼玉セミナーは節目になると思います。
たくさんの皆さんで考えていきたいと思います。

障害者制度改革 埼玉セミナー Part15
 総括所見(勧告)を生かすために!
 2024年3月24日(日) 午後1時30分
 於・岩槻駅東口コミュニティセンター多目的ルームA(4階)
 講師:尾上浩二氏(DPI日本会議副議長)

主催:一社埼玉障害者自立生活協会
共催:埼玉障害者市民ネットワーク




    △上の写真をクリックして、山下 浩志のfacebookへ。


2024.01.01
「山下浩志」(facebookの発信)
(2023年12月29日)


今年もたくさんの方々と出会い、お世話になり、ご迷惑もおかけし、忘れられない出会いも重ねられました!
 一足早い感謝とともに、月刊わらじ新年号(通巻544号)表紙をご紹介!
 これからもよろしくお付き合いください。
 2024年をみなさんと一緒に迎えられたことをうれしく思います。新年号の表紙は、クリスマス報告が恒例です。「わらじ三大行事」の一つとされてきた「みんな一緒のクリスマス」は、参加者同士が互いを知るという意味では、寝食を共にする「交流夏合宿」にはかなわないし、知った顔や知らない顔のだれかれと気軽に言葉を交わしたり相談したりするには、プログラムがない「わらじ大バザー」のほうがやりやすいかもしれません。
 にもかかわらず45年間続いてきたのは、ここが「ちがいを楽しむ場」だから。世の中、ちがいが格差になったり、差別や自然破壊、戦争にもつながるいま、舞台と会場のしきりを越え、入り混じって、歌い踊り競い迷うことがどんなに貴重か。ちがいが合わさって味わい豊かなこの星であるように!
 そして、2023年の「みんな一緒のクリスマス」では、NPO法人障害者の職場参加をすすめる会代表理事の尾谷英一さんが、㈱ニューオタニを拠点に活動する障害者スポーツの参加者たちを大勢誘って参加し、アーティスト達(ワイプ写真)も紹介して下さり、なんと参加者の30%を占めました!
 「わらじ三大行事」と言いますが、その三つに「月刊わらじ」を加えた活動が「わらじの会」のほぼすべてです。「わらじの会」とは組織というよりもその時々の「出来事」です。
 会の活動の中から生み出されてきたべしみやパタパタなどの日常活動への関わりは不問です。
 障害のあるなしはもちろん、年齢や所属、国籍等かかわりなく、参加できる「来た時が会員」の集まりです。
 この月刊わらじも障害のある人たちの長期連載等が半分を占め、また上記日常活動へのかかわりの有無にかかわらず、原稿を依頼しています。
 誰もが組織、システムに組み込まれ、その一部として働かざるをえない今の世の中で、他者と出会い、自分の中の他者とも出会い直し、日常をもみほぐし編みなおす営みを、今年もご一緒に続けたいと思います。




    △上の写真をクリックして、山下 浩志のfacebookへ。







2023.12.15
   
新ページへ:「山下浩志」(facebookの発信を一挙まとめた)
(2023年12月15日)










2023.12.15   
「かがし座」(facebookの発信)
(2023年12月15日)
当日のレポートへ。(2023年12月25日)



❖12月24日の13時から春日部市民文化会館でクリスマス会を開催します!
今年もわらじの会みんないっしょのクリスマス会を開催します!
12月24日の13時から春日部市民文化会館の展示室にておこないます。
参加費は200円。必ず個包装のお菓子と300円のプレゼントを持参して来て下さい🎁
11時から会場準備をおこないますので、出来るだけお手伝いしていただけると嬉しいです♬
お昼は出ないので必ず食べてから来るか、お手伝いしてくれる方は軽食を持ってきて参加して下さい。



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2023.12.14   「田嶋 康利さん」(facebookの発信)
(2023年12月11日)


❖≪共に働く街を創るつどい2023≫に参加しました。
地域共生めざす市民事業、直面する諸課題とどう向き合うか――労働者協同組合法施行後1年の報告を受けて考える

▽午後から越谷で「共に働く街を創るつどい2023」に参加。
テーマは「地域共生めざす市民事業、直面する諸課題とどう向き合うか-労働者協同組合法施行後の1年の報告を受けて考える」。
◎特別報告として「『協同労働』の可能性と課題―労働者協同組合法から1年を経過して」をテーマに報告させていただいた。労協法成立後の2021年2月にお招きいただき報告して以来、久しぶりに。
◎パネルディスカッションには、ワーカーズコープ・センター事業団埼玉西南エリアの須賀貴子エリアマネジャー、越ヶ谷こどもかふぇ食堂ぽらむの家の青山享美代表、NPO障害者の職場参加を進める会の山下浩志事務局長、そして田嶋が登壇。
コーディネーターは、お世話になっている朝日雅也さん(埼玉県立大学名誉教授、職場参加を進める会の運営委員)。
◎「ともに働く・ともに生きる~協同労働の実践」として須賀さんから。ワーカーズコープ・センター事業団の埼玉西部地域における豆腐工房の立ち上げから菓子工房、農福連携の取り組みを支援制度を活用して取り組む中で感じている矛盾-それは制度を利用することでの「分断」、障害者―健常者、利用者―職員、給与―工賃などの言葉にも現れており、その矛盾を自覚しながらどう折り合いをつけていくのか。だからこそ「ともに」(学ぶ・遊ぶ・食べる・つくるなど)を意識的・意図的につくっていくことが大切になる。ここに、協同労働の価値があるのではないか。
◎ぽらむの家の青山さんから。取り組んでいるのは、家でも学校でもない第三の居場所として子ども食堂だ。キッチンカーを購入して「どこでも子ども食堂」を行っていきたい。子ども食堂はボランティアだけでは継続はむずかしいので法人化(NPOか一般社団)に向けて取り組もうと思っている。子どもたちが「助けて」、辛いことを「辛い」と言えるような関係を地域からつくり出していきたい。
◎「職場参加のNPO法事を足場に考える」をテーマに山下さんから。職場参加の実践の歴史を振り返り紹介。職場参加は、養護学校義務化-特別支援学校の広がりに反して減少し、福祉施設(総合支援制度の生活介護など)の利用が増えている。埼玉県では、障害者の求人の16%は就労継続支援A型。制度は、障害のある人を能力別に振り分けサービスが提供され、お互いに出会うことがなくなっている。
「職場参加」のポイントは、(1)障害者の社会参加から「職場」が省かれていること(それをどう取り戻すか)、(2)狭間を狭間のままで伴走型支援につなげられるか、(3)福祉・医療など支援の場に軸足を置きつつも片足を職場につくる、(4)「参加」のイメージを拡げる―目的は「助け合う社会」だ。
「地域共生」がさまざまに語られるが、その「地域」の中には「職場」は入っていない。協同労働は地域の主体者になるために職場に自治をつくる。社会をより良くしていくためには、社会に必要な仕事をみんなが役割分担していけるような関係を編み出していくことが必要。「協同労働」と「職場参加」そして「共に働く」などそれぞれの取り組みを進めながら、共に歩んでいきたい。
◎田嶋から。障害者総合支援制度をはじめとする制度は、対象者を限定して予算を確保、必然的に制度は縦割りになる。イタリアの社会的協同組合もそうだが 新たな制度づくり、また制度をどう改革していくのかが問われている。
労働者協同組合は協同組合であり事業体だが、私たち組合員は協同労働を通して一人の市民としての自覚を高めることが必要だと思っている。そのために、社会連帯活動を行う組織を別に立ち上げ、社会活動も行っている。
職場参加の職場とはどういう職場なのかが問われているのではないか。民主主義や自治、対等・平等の関係が担保されているのか。日本社会では一人1票の権利を行使できるのは選挙権くらいだが、協同組合では出資した組合員に一票の議決権があり、労働者協同組合では労働者である組合員が経営に参加できる権利となっている。この取り組みを通して、私たち市民が主体者として市民社会を創ることに向かう。
協同労働は、職場の中でその民主主義と自治を育む働き方だと思っている。資本主義社会の中で、これまでの労働といえば指示・命令に従う賃労働しかなかったが、労働者協同組合法を契機として、労働の価値観・価値意識の転換を呼び起こしていきたい。
◎最後に、「2023年度 共に働く街をめざす自治体提言」を参加者で確認して終了。
◎前回、2021年2月の様子。






 
△上の写真をクリックして、「田嶋 康利さん」(日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会専務理事)のfacebookへ。






2023.11.26 

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定款                       [PDF版

2017年度事業報告                [PDF版

2017年度収支報告                [PDF版]  

2017年度就労移行支援事業準備室会計報告     [PDF版

2017年度貸借対照表               [PDF版

2017年度財産目録                [PDF版

2018年度事業計画                [PDF版

2018年度収支予算                [PDF版

2018年度就労移行支援事業収支予算          [PDF版

2018年度理事・監事一覧                PDF版

△以上全文                            PDF版

                                  △第17回定期総会(2018.6.3)




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